皆様、ご心配おかけしており申し訳ありませんでした。
昨日、無事に初七日を迎え、段々と落ち着いてきました。
前回ブログで簡単にご報告をさせていただき、Instagramにて詳細を書かせていただきました。
改めて、こちらでも詳細をお話しさせていただきます。
そして皆様にお話ししていなかったエピソードもお伝えできればと思います。
かなり長文になってしまいますことを先にお知らせいたします。すみません…。
すべて書ききれないので、その分はまた後日更新させていただくと思います…^^;
先日、2016年3月3日の15時頃、愛猫「こむぎ」は亡くなりました。
原因は心臓発作です。4歳と8か月でした。
前日から軽い発作は起きていたのですが、暖かくなったあと急に寒くなった頃でしたので、
一時的な体調の悪さでまたすぐ元気になると思っていました。
亡くなる日は、私が家をあけた3時間の間に大きな発作が起こってしまい、帰宅時には既に心臓が止まっており、
慌てて病院へ連れて行きましたが間に合いませんでした。
こむぎの調子が悪いことをわかりつつも外出する用事があり、本当に家を出る直前まで悩んでおりました。
その時のこむぎは、コタツの上でコロコロと寝転がり、撫でると喉をゴロゴロと鳴らし、いつもと変わらない様子だったため、家を出ることにしました。
帰宅したら様子をみつつ、病院へ連れて行こうと考えていました。
こむぎと最後のお別れの時は、キラキラ光る木漏れ日の中、たくさんの綺麗なお花に囲まれて、とても幸せそうでした。
こむぎもなんだか笑っているような……。
曇り空だったのに、こむぎが空を昇る頃には青空になり、まるでこむぎが雲を吹き飛ばすぐらい元気に旅立っていったような気がしました。
こむぎは心臓病で走ると発作が起きてしまうことがあったので、思いっきり走ることができませんでしたから、最後に元気いっぱいに走り回る姿を見せてくれたんじゃないかと思います。
2012年5月19日、生まれてまだ1歳にもならない頃に、心室中隔欠損症で肺高血圧の合併症も発症していると診断され、余命半年と宣告されました。
そこから約3年と10か月も生きることできました。
病院の先生もとても稀なケースで奇跡のようとおっしゃってくださっていました。
こむぎは小さな体で、本当によく頑張ったと思います。
あの日、どうしてこむぎを1人にしてしまったのか、どうして朝すぐに病院へ連れて行かなかったのか…
ずっとずっと後悔していました。
けれど、こむぎはこの日に亡くなることをわかっていたのではないかと思います。
心臓発作で苦しみ亡くなる姿を見せないように、元気なふりをして私を送り出し、1人で亡くなってしまったのだと。
こむぎは本当に優しい子だから……。
そして、そんな私の後悔を心配してなのか、こむぎからまた1つ貰ったものがありました。
こむぎが亡くなった2日後に家族だけで葬儀を行い、帰宅した時のことです。
こむぎのお骨に花を供えるなどして一息ついてから、郵便ポストを覗きました。
友達からこむぎ宛ての荷物が届くことを聞かされていたので、不在連絡票を取りに行ったのです。
実はその友達から連絡があった時も不思議な出来事がありました。
私の携帯電話はずっとこむぎの横に置いてあったはずなのに、
「今、tomoちゃんから電話かかってきたから電話したんよ」と言われました。
荷物をちょうど送るタイミングだったためとても驚いたと……。
私もその子に電話をかけていないので、
「もしかしたらこむぎがかけたのかもしれないね~不思議なことも起こるものだね~」なんて話していました。
ポストの中には不在連絡票の他に、封筒が1通届いていました。
それは以前からこむぎのためになればと思い勉強していた愛玩動物救命士の試験結果と認定証でした。
受講すれば誰でも簡単に取得できるので、皆さんには黙っているつもりでした…^^;(勉強はしっかりしましたよ!こむぎに邪魔されながらですが…笑)
受講することで病気のことや救命方法を知り、こむぎが発作を起こした時に少しでも役に立てばと思っていました。
けれど結局こむぎには何も出来なかったなぁ…なんてぼんやりしながら封筒を開けると、
認定証の日付が偶然にも3月3日、こむぎの命日だったのです。
私はあまりにも驚いて、号泣してしまいました。
こんなことって本当にあるの…!?と思いました。
認定証を見て、あの日、私が外出しようがしまいが、こむぎが亡くなるのは3月3日と決まっていたような…
そんな気持ちになりました。
もしそうだとすると、こむぎは私たちにとって1番良いタイミングを選んだのだと思います。
こむぎが発作に苦しみながら亡くなっていく姿を見るのは、私にはきっと耐えられなかった。
今後もずっとその姿が目に焼き付いてしまい離れなくなってしまう。
こむぎはそれをわかっていたのではないかと思うのです。
私のことを想いその時を選んだのだと。
それに私が側にいたら、酸素ボンベを与えたり、心臓マッサージをしたりと余計にこむぎの苦しむ時間を長くしてしまったのではないかと思います。
こむぎが「これからも多くの猫さんたちを助けてあげてね」と応援してくれているようにも感じました。
思えば、その"こむぎからの電話"がなければ、この日にきっとポストは覗いていないはずです。
全部こむぎはわかっていて、私の後悔する気持ちを和らげようと、こんな出来事を起こしたんじゃないかと思いました。
今でもこむぎに見守られ、すべてこむぎに導かれているような、そんな気がします。
そんなことがあってから、私の抱えていたモヤモヤとした気持ちは本当に軽くなりました。
どこまですごい猫なんだろう。
生きていた時からもそうでしたが、亡くなってからもこんなに驚かされるなんて思っていませんでした…笑。
こんな嘘のような話、信じていただけるものかとも思ったのですが、私の気持ちが軽くなったように、皆様の気持ちも救われることを願い書かせていただきました。
私が今、後悔なく元気でいられるのは本当にこむぎのおかげです。
なんだか、まだこれからもビックリさせてくれるような…そんな気がします^^
こむぎの持つ不思議な力がみなさんのところへも届き、素敵な奇跡が起きますように……。
こむぎはきっといつかまた生まれ変わって、私に会いに来てくれるような気がします。
たくさん頑張ったから、今は少しだけお休みして…次は必ず元気な姿で生まれて来てくれると思います。
今からこむぎに会える日が楽しみです!!
こむぎが頑張って生きてくれたこと、教えてくれたこと、無駄にしたくないので、ちゃんと前に進みたいと思います。
まだ私にできることがあるんじゃないかなとも思っています。
ずっと応援していただき本当にありがとうございました。
こむぎは世界一幸せな猫です。
PS.段々と笑顔で話せるようになってきたので、心配しないでくださいね!
心配してくださる皆様の方が私は心配です!笑
こむぎを思い出して、悲しむことよりも、笑顔になることがたくさんあります。
本当に幸せな毎日でしたから、思い出すだけで幸せな気持ちになります。
心から笑って、こむぎへ「ありがとう」と言いたいです。
「みんな、笑顔を忘れないで。たくさん笑ってにゃ!またにゃ!こむぎでした」
tomo