NYゴールドは続落
FRB理事は23日午前に中西部イリノイ州シカゴで講演し、「基本的な想定として、さらなる政策の調整が必要になる可能性が高い」と述べ、追加利上げを支持する姿勢を示した。週内はセントルイス連邦準備銀行のムサレム総裁やシカゴ連銀のグールズビー総裁などFRB高官らが、原油高や力強い需要を背景としたインフレ高止まりリスクを指摘し、追加利上げの可能性に言及。一連のタカ派的な発言や見解を受け、年内の追加利上げ観測が一段と拡大する中、米長期金利の指標である10年債利回りが再び5%を超え、19年ぶりの高水準に上昇。これが利子の付かない資産である金の重荷となり3日続落。
NYプラチナは反落
FRB高官らによる一連の発言で早期利上げ観測が広がる中、米長期金利が上昇し、利子の付かない資産である金の売りが先行。白金にも売りが波及した。S&Pグルーバルが午前発表した9月の米製造業およびサービス業購買担当者景況指数(PMI)速報値がいずれも前月確報値から上昇し、市場予想を上回った。これをきっかけに、外国為替市場ではドルが対ユーロでじりじりと上昇したため、割高感から売りも出やすかった。
NY原油は上昇
イランのペゼシュキアン大統領は23日、国連総会の一般討論演説を行った中で「われわれはテロの被害者」と訴え、「決して屈しない」と表明した。前日には、トランプ米大統領が「イランを壊滅させる」と警告しており、対立の激化を懸念した買いが先行。イランのアラグチ外相と米国のウィトコフ中東担当特使は前日、仲介者を通じて間接的な協議を行ったが、イラン側はホルムズ海峡の開放条件を譲らなかったとされ、交渉進展は難しいとの見方が広がっている。しかし、米政治サイトのポリティコが午後、高騰するディーゼル燃料価格の抑制に向け、米政権は90日間の輸出禁止計画を策定中と報道。これをきっかけに、軽油先物相場が大きく下落し、原油にも売りが波及、相場は上げ幅を縮小した。また、米エネルギー情報局が午前に公表した週報では、原油在庫が60万バレル減の市場予想に反し、300万バレル増と大幅な積み増しを示していた。
ルネ岩田氏との対談動画
https://youtu.be/KprGTO_1c0s
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