NYゴールドは反落
イランとオマーンは13日、14日に開催を予定していた原油輸送の要衝ホルムズ海峡の通航管理を巡る湾岸諸国との会議延期を発表。同会議では、イランがオマーンと合意したと主張する海峡の新航路について説明する方針だったが、周辺国との溝は埋まらず、合意形成は難しいとの判断につながったもよう。これを受け、ニューヨーク原油先物相場は一時1バレル=105ドル近くまで上昇。エネルギー高などに起因するインフレ加速を警戒し、欧米主要国の金利は再び上昇。米長期金利の指標である10年債回りは一時、約3年ぶりに5%の大台を突破した。10日の欧州中央銀行による利上げ決定に続き、FRBも先週発表された物価統計の結果を踏まえ、15~16日のFOMCで利上げを決めるとの見方が増大。さらに、日銀も17~18日に開く金融政策決定会合で政策金利を0.25%引き上げる見通しで、世界的な金融引き締めの流れの中、利息の付かない金に対する投資意欲は細り売られることとなった。
NYプラチナは続落
中東産原油の供給停滞が長期化するとの観測を背景に、ニューヨーク原油先物相場はこの日も1バレル=100ドル台で堅調に推移。イランがオマーンと合意したと主張する原油輸送の要衝ホルムズ海峡の新航路に関する会議は、湾岸諸国との軋轢によって延期となり、サウジアラビアの東西を結ぶパイプライン停止で紅海経由の代替ルートからの輸出にも影響が広がるとの懸念が増大している。地政学的リスクの高まりを受け、「有事のドル買い」が優勢となる中、ドル建てで取引される白金は割高感に圧迫された。
NY原油は反発
サウジアラビアの主要原油輸送パイプライン「東西パイプライン」が攻撃を受けて稼働を停止したことや、イエメンの親イラン武装組織フーシ派がサウジにある空軍基地を攻撃したことなどを受け、中東情勢の緊迫化が供給停滞の長期化につながるとの懸念が広がり、朝方にかけて上昇。一時、104.95ドル付近まで上伸する場面もあった。一方、トランプ米大統領は14日、SNSに、ウクライナとロシアが互いのエネルギー関連施設を攻撃しないことで合意したと投稿。また、イランが「早急に、切実に合意の成立を望んでいる」とも述べた。これらを背景に上げ幅を縮小した。
ルネ岩田氏との対談動画
https://youtu.be/KprGTO_1c0s
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