NYゴールドは続落
中東情勢を巡っては、米中央軍が、8日にイランによって米軍戦闘ヘリコプターが撃墜された報復として、イランに対し「自衛」のために報復を実施。イランもこれに反撃した。トランプ米大統領は10日午前、SNS投稿で「(イランは)交渉に時間をかけ過ぎた。代償を払う必要がある」と強調。イスラエル軍と、レバノンの親イラン・イスラム教シーア派組織ヒズボラとの戦闘も継続しており、米イランの戦闘終結に向けた交渉への影響が警戒されている。米原油先物が上昇する中、インフレ抑制のためFRBが利上げに踏み切るとの観測もあり、利子の付かない金はレンジを切り下げる展開となった。
NYプラチナは続落
米労働省が朝方発表した5月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比4.2%上昇した。2023年4月以来、3年1カ月ぶりの高水準。イラン紛争に伴う原油高を受け、伸び率は前月(3.8%)から加速した。ただ、伸びは市場予想と一致。おおむね予想通りの結果だったものの、インフレ懸念は根強く、FRBが利下げに動きにくいとの見方が強まった。このため、利子を生まない資産である白金は終日マイナス圏での推移となった。
NY原油は反発
トランプ米大統領は10日、SNSに「(イランは)交渉に時間をかけ過ぎた。代償を払う必要がある」と投稿。FOXニュースの取材に、発電所や橋への攻撃が近いと警告した。一方、米中央軍は、イランによって米軍戦闘ヘリコプターが撃墜されたことを受け、報復攻撃を実施した。これらを背景に、米国とイランの戦闘終結に向けた協議の先行き懸念が高まる中、エネルギー供給混乱が長期化するとの警戒感から、原油は買い進まれた。その後、複数のメディアが、トランプ氏が者団に対し、イランとの和平合意が成立しなければ、米国はイランを「非常に激しく」攻撃するつもりであると述べたと伝えた。また、米国がすでにイランから原油の持ち出しを行っていると明らかにしたともいう。この報を受け、相場は上げ幅を拡大した。
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