NYゴールドは続落
交戦を展開していたイランとイスラエルが8日、トランプ米大統領の要求を受け、軍事作戦をひとまず停止した。9日も現地で大きな衝突は発生していないもよう。中東情勢悪化への懸念がやや後退し、米原油先物相場が下落。インフレ懸念が幾分和らぐ中、安値拾いの買いなども入りやすく、金相場は取引序盤にプラス圏を推移する場面もあった。一方、トランプ氏は9日、SNSへの投稿で、米軍から報告を受けたとして、同軍のアパッチ攻撃ヘリコプターが8日、ホルムズ海峡付近でイランによって撃墜されたと明らかにした。パイロットは無事だったとした上で「米国はこの攻撃に対し、当然ながら対応しなければならない」と述べた。
NYプラチナは続落
米長期金利の指標である10年債利回りが低下。金利を生まない資産である白金族の相場を支援した。パラジウムは、このところの下落基調を受け、安値拾いの買いも入りやすく、取引序盤は買いが先行していたものの、あと売りが優勢となり、マイナス圏に後退した。
NY原油は反落
イランとイスラエルは7日から攻撃の応酬を繰り広げていた。沈静化を求めるトランプ米大統領の要請を受け、両国は8日に攻撃停止を表明。現地では9日中に大きな軍事衝突は発生していないもようだ。これを受け、イランとイスラエルの交戦が、米国とイランの戦闘終結に向けた協議に悪影響を及ぼすとの懸念が後退。米国とイランの協議が進展すれば、エネルギー輸送の要衝であるホルムズ海峡の航行が再開され、エネルギー供給混乱の解消につながるとの観測から原油が売られた。一方、トランプ米大統領は9日、SNSでホルムズ海峡付近で8日に米戦闘ヘリコプター「アパッチ」が墜落したのは、イランによる撃墜だったと明らかにし、「この攻撃に対して報復する必要がある」と表明した。イスラエル軍が9日もレバノン南部での作戦を継続する中、中東情勢は依然として不安定だとの見方から下げ幅を縮小した。
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