NYゴールドは反落
金相場は前日まで連騰し、前日の相場は中心限月の清算値ベースで１０月下旬以来約１カ月半ぶりの高値を付けた。その反動で利益確定の売りが優勢となった。また、米長期金利が一時上昇したことも利回りを生まない資産である金の重しとなった。
NYプラチナは続落
米長期金利の指標である１０年債利回りが一時上昇。金利を生まない資産である白金の相場の重しとなった。市場の関心は、米民間雇用サービス会社ＡＤＰが翌３日に発表する１１月の全米雇用報告や、米サプライ管理協会（ＩＳＭ）が同日発表する１１月のサービス業購買担当者景況指数（ＰＭＩ）、米商務省が５日に発表する９月の個人消費支出（ＰＣＥ）物価指数に集まっている。
NY原油は反落
前日の上昇の反動から、利食い売りが優勢となった。また、ロシアのプーチン大統領は２日、米ウィトコフ中東担当特使やトランプ大統領の娘婿クシュナー氏とウクライナ和平案について、協議を行った。ウクライナ和平協議が進展し、欧米による対ロ制裁が緩和されればロシア産原油が市場に流入し、需給の緩みにつながるとの観測が強まり売られたとの見方もあった。
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