NYゴールドは反発
米連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン副議長は23日、チェコ・プラハで講演し、インフレ圧力が抑制された状態が続けば、早ければ7月会合での利下げを支持すると明言した。今後の雇用とインフレ指標の動向を見極めつつ、物価上昇が限定的であれば利下げは妥当であり、政策金利を中立水準に近づける必要があると述べた。これを受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利下げ観測が強まり、外国為替市場では対ユーロでドル売りが優勢の展開。ドル建てで取引される商品の割安感につながり、金を支えた。
NYプラチナは反発
米国によるイランの核施設空爆でリスク回避の動きが強まり、安全資産とされる金に買いが集まる中、白金、パラジウムにも買いが波及した。また、外国為替市場では、ドル安・ユーロ高が進行。ドル建てで取引される白金族の割安感が意識された。ドイツ素材大手ヘレウスは23日付のリポートで白金相場について「金相場が3450ドル付近の上値抵抗線を下回る水準にとどまっており、投資家らは金の代替資産として白金に注目してきた」と指摘した。パラジウムに関しては、今年の中国市場動向に関し、「自動車触媒の需要が2%減少すると見込んでいる」との見方を示した。
NY原油は大幅下落
イランが23日午後、米国に対する報復攻撃を開始したと報じられると、売り優勢の展開に転じ、終盤にかけて下げ足を速めた。これまでのところ、標的となったのはカタールの米軍基地で、エネルギー供給網への被害は報告されていない。また、イラン経済の屋台骨であるホルムズ海峡が完全に封鎖される可能性は低いとの見方も重しとなった。
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