NYゴールドは続伸
ユーロ高・ドル安基調となり、金の割安感が意識され買いが優勢となった。ただ、米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）による５月１日の金融政策決定や、３日発表の４月の雇用統計から今後の金融政策に関する手掛かりを得ようと様子見気分も強く、上値は限定的だった。
NYプラチナは続伸
対ユーロでドル売りが先行。ドル建てで取引される白金の割安感から買い優勢になった。また、米長期金利も小幅に低下したことで、金利を生まない白金の買いにつながった。
NY原油は反落
イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘に関する間接交渉で、イスラエルが人質解放後に停戦を巡り協議することを初めて提案したと報道。イスラエルと仲介国エジプトが提案を練りあげたとされ、イスラエルはガザで拘束が続く女性や子供ら人質３３人の解放を求める一方、避難民全員のガザ北部への帰還などハマス側の要求について、受け入れ可能とみられる条件を示したもよう。ＡＦＰ通信は、この案についてハマスがエジプトに回答すると報じたほか、ハマス幹部は同案に「大きな問題はない」との見解を示したという。イスラエルとハマス間の交渉が本格化するとの見方を背景に過度のエネルギー供給不安が後退。原油は売りが優勢となった。
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