NYゴールドは反落
複数の米連邦準備制度理事会高官のタカ派発言などを受け、ＦＲＢが早期に利下げを開始するとの見方が弱まる中、米長期金利が上昇。金利を生まない金は売られた。ただ、ＦＲＢがインフレ指標として注視する個人消費支出（ＰＣＥ）物価指数の発表を２９日に控えて様子見姿勢も強く、下げ幅は限定的。
NYプラチナは反落
この日は米長期金利が上昇。金利を生まない資産である白金の投資妙味が薄れ、売りが優勢となった。市場の関心は、米商務省が２９日に発表する１月の米個人消費支出（ＰＣＥ）物価指数に注目が集まっている。
NY原油は反発
米中央軍によると、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が２４日、米国船籍の商船に向けて攻撃したものの、商船は被害を免れたと発表した。米英両軍は２４日、フーシ派への対抗措置として、フーシ派の拠点を空爆した。一方で、パレスチナ自治区ガザで続くイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘休止を巡り、イスラエルと米国、カタールとエジプトの代表者による協議が２４日に再開。一時的な休戦を主張するイスラエルと無期限停戦を求めるハマスとの溝は深く、協議の行方に不透明感が強まっている。こうした中、地政学的リスクの高まりが産油国の供給混乱につながるのではないかとの観測が強まったことで反発。
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