NYゴールドは小幅続落

NY連邦準備銀行が前日公表した昨年12月の消費者調査では、1年先の期待インフレ率が3.01%と、3年ぶりの低水準を記録。これが利回りを生まない金への資金流入を後押しし、朝方にかけて買いが先行。しかし、米労働省が週内に発表する12月の消費者物価指数(CPI)と卸売物価指数(PPI)を前に、その後は横ばい圏でもみ合い。両統計がインフレの高止まりを示唆する結果となれば、連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ開始時期が想定より後ずれするとの警戒感がくすぶり、上値は重くなり小幅安で終了。

 

 

 

 

NYプラチナは続落

週後半に発表される米消費者物価指数(CPI)、米卸売物価指数(PPI)に向け、持ち高調整の取引が中心。外国為替市場でドルがユーロなどに対して上昇し、ドル建てで取引される商品に割高感が浮上したため、白金はジリ安となった。世界的に景気先行き不透明感が強まっており、今年の白金相場は軟調になるとの指摘も出ている。

 

 

 

 

NY原油は反発

パレスチナ自治区ガザでのイスラエルとイスラム組織ハマスとの武力衝突をきっかけに、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が紅海周辺で商船への攻撃を続けている。世界の海運各社は、欧州とアジアを最短で結ぶスエズ運河経由を避け、船舶を南アフリカ南端の喜望峰経由へ迂回(うかい)させている。イスラエル軍の報道官は今週に入り、ハマスとの戦闘について「戦いは今年中続く」と長期戦も辞さない構えを強調した。中東危機を巡る地政学リスクが高まる中、原油相場は買いが先行し、朝方に73ドル近くまで上昇。利食い売りにいったん71ドル台に戻したが押し目買いが入り堅調地合いを維持した。

 

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