昨日の古事記編纂1300年ツァー。
こんなことがあった。

ホテルシーズンでお昼のかつお炙り重を食べ終わった後、道路を挟んだ梅が浜に面した洞穴のなかに神社があるので、そこを散策してみた。
こんな感じで、昼間でも中にはライトが灯っている。


神社の名前は祇園神社。


洞穴を進んでいくと小さな祠。

絵馬は小さく、数も少なく、なんだかさびしい。

突起している岩が、角度によっては龍に見える。

真昼間の喧騒をよそにした静謐な空間ではある。

ここを探索し終わって、いよいよバスの出発前10分。
その時に、オーマイガッ!の「事件」が起きた。

炙り重を食べたせいか、お腹が活発になったせいか、トイレの個室にこもる必要が生じた。
バスの出発まで残された時間はわずか。
急いでホテルの男子トイレの個室で用をたしていると、この私のこもっている男子トイレの入り口あたりから同行のご婦人連の声が、はっきりと聞こえてくる。

「あら、ここは二つ(個室が)あるよ。一つは埋まっているけど、もう一つは空いちょるよ」と言いながら、ご婦人連=おばはんたちが入ってくるではないか!
おい、ここは男子トイレだぞ!って叫びたくなったが、声が出ない。
すると、となりの個室に誰か入ったらしく、水洗の水を流す音とペーパーをまわす音が、リアルに、隣室だから当たり前だが、リアルに聞こえてくる。

こちらはまだ完ぺきに終わってないのに。
出るものもひっこみそうにビビる。
「いや、ここは男子トイレだ。男のお前がビビッてどうする!」とは思えど、どうやらおとなりのおばはんは用がすんだらしく、入れ替わりに別のおばはんが入ったらしい。

わお~!
これはもう出ないと、かえって迷惑がられるかも!と気が気でなくなって、急いでウオシュレットをして、ズボンを上げ、二人目のおばはんがたぶん男子トイレを出て行ったであろう頃を見計らって、個室を出た!

が、なんと、手洗いのところにおばはんがいるではないか。
「あらぁ、入ってらっしゃったんですね。ごめんなさい」と、何事もない様子で挨拶するおばはん。
「いやあ、びっくりしてしまいました!すみませ~ん」とひきつった笑いを浮かべつつ、なぜか謝りながら手を洗う わ・た・し。

ほうほうの体でバスに戻ったらかみさんいわく。
「おばさんって、ホント、するよね、時間がないと、男子トイレに入って!」と。

そうなのか!そんなもんなのか!
小用でそこにいたら、さすがにおばはんたちも入ってこなかっただろうが、個室にいたがためにおばはんたちの襲来を受けてしまった。

いやあ、おばはんはこわい!
おとこの「みさお」があぶなくなりそうな事件だった!


今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。
で、これがもし逆だったら・・・・
考えるだけでおそろしい。