今日は驚くべきニュースが飛び込んできた。

神戸の理化学研究所のチームが、皮膚など体の細胞を弱酸性の溶液に30分間ほど浸すだけで体のさまざまな組織になる「万能細胞」を作り出す事にマウスの実験で成功!

「刺激を与えることでさまざまな細胞になる能力を獲得した」ことを意味する英語の頭文字から「STAP(スタップ)細胞」と名付けた。
STAPとは「刺激惹起(じゃっき)性多能性獲得(Stimulus―Triggered Acquisition of Pluripotency)」の略称。
研究チームによると、iPS細胞は作り出すのに2週間から3週間かかるが、STAP細胞は1週間ほどでできるという。
また、iPS細胞などと違い、周りの環境を変えて刺激を与えるだけで細胞が変化するという革新的な技術ということで、一躍全世界の注目を浴びている。

そのチームリーダーが、小保方晴子(おぼかたはるこ)さんという30歳の女性。
早稲田の理工学部から大学院に進んで、「「再生医療の分野に化学からアプローチしたい」という夢を追って、早稲田を卒業後、ハーバード大学にも留学。
ハーバードの指導教授に「優秀だからもう少しいてくれ」と言われ、期間が延長にり、そこで、今回の成果につながるアイデアを得た。

STAP細胞が認められるまで様々な困難があったらしいが、自分を信じ、困難に負けなかった。
負けず嫌いで、それが生き方にきちんと反映されていることに敬意を払いたい。
そして、彼女が注目されるもう一つが、割烹着(かっぽう着)を着ての実験姿。
祖母からもらったもので、「おばあちゃんに応援してもらっている気がする」からとか。

ムーミンのシールが貼られた実験器具を使い、実験室の壁はピンク、机にはキャラクターグッズが並ぶという、今時の女性である。

こういう若い才能がこれからどんな活躍をしてくれるか。
STAP細胞。
iPS細胞と並んで、目が離せなくなりそうです。


今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。
リケジョという言葉を久しぶりに聞きました。
たくさんのリケジョが割烹着着て仕事したら・・・・・かんがえると愉快ですね。