さようなら、小戸橋。
おつかれさま、小戸橋。
ウィノローグ winologue
私が勤めはじめて宮崎市内のイロハもわからかった頃。
橘橋の下流に、こんな貧相な橋があったなんて全然知らなかった。
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なにせ、車の車線は1車線。
その両脇にあるはずの歩行者道が、一方の側しかない
(上の画像では右側だけ)。

もう一方の側の車線の隣は、
まっさかさまの大淀川である。

歩行者道が両脇にあって初めて 「橋」 といえるんだと思っていたから、この片方にしか歩道者道がない橋は、なんか軽いカルチャーショックをもたらしたものだ。

その橋が、明日いっぱいで架け替えのための工事に入ると数か月前から通告されていた。
「そりゃあ、よかろう。あの橋、今まで壊れなかったのが不思議じゃ」ぐらいにしか思っていなかったが、さすがにちょっと名残惜しいこともあって、写真などわざわざ撮ってしまった。
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そういえば、この橋の下流の河川敷で次男の野球の試合がよくあったな、なんて思い返しながら。

この、貧相な橋でも、宮崎の南北を、しっかり結んでいたことは確か。
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明日からは通行止め。
朝夕の車と人の流れがどう変わるか。
やや心配でもある。

小戸橋、ありがとう。
8年後の新しい姿を、東京オリンピックよりも長く、楽しみにしています。


今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。
橋への感謝。橋の日。8月4日。
これ、宮崎発祥の記念日であります。