毎日、かみさんが弁当を作ってくれる。
朝5時から起きて、およそ1時間余。
あれを炒めたり、これを揚げたり、それを温めたりして作ってくれる。
その手仕事への感謝の気持ちを表したく、いつもお弁当を食べる前に写真を撮っている。

たとえば10月22日。
ウィノローグ winologue
鶏のモモ肉のから揚げがメイン。
前夜に炊いたおでんの昆布としらたき。
小エビとピーマンとシメジの炒めもの。
私が燻製たまごにするはずだったけど、挫折したゆで卵。
から揚げと卵で親子どんぶりみたいだな。

で、お弁当に入っていてテンションが上がるのが、ウィンナーである。
しばらくなかったのだけれど、10月になって復活してきた。
子どものときの習性からか、玉子焼き、ウィンナー、から揚げなどが入っているとうれしくなるのだが、やはりなんといっても一番はウィンナーである。

数にもこだわりがあって、2本は少ないが4本は多い。
そう、3本がちょうどいい。
基本は油で炒めただけで、味付けはなし。
つまり、ウィンナーが持っているもともとの味だけでおかずになるのだ。

湯通ししたり、ころもをつけて揚げたりせず、シンプルに炒めたものがいい。
素のままのウィンナーの味がいい。
時々、カレー粉などがまぶしてあるのは変化がついて、これもいい。
出来合いの味のウィンナーが一番テンションが上がるのは、舌がお子様ってことかも。

そういえば、玉子焼きもから揚げも、子どもが喜ぶメニューだなぁ。
弁当のおかずだけには、お子ちゃまの好みを引きずっているのかもしれない。
子どもの時の舌の記憶。
三つ子の魂百まで、おそるべし。


今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。
さて、今日のおかずは?
おお、おお、おおおおおおおおおおおおおおおおおっ!