今朝は寒かった。
あっという間に秋が深まってしまったかのような朝だった。
先日までエアコンを入れなくてはならないぐらい暑かったので、まだ体が寒さに慣れないうちに季節だけは私たちを一気に追い越して、何歩も先を駆け足で走っているようだ。

そんな一日。
秋の行楽に絶好の一日。
なのに、せっせと学校で試験監督。
漢字検定である。
もう10年以上漢検の仕事をしている。
生徒向け要項の発行、申込受付、漢検協会への発注、実施、結果資料の手交まで、毎年毎年飽きることなく続けている。

年4回の実施なのだが、数年前に漢検の問題がネット上に漏れるという事件があって以来、準会場での実施に細かな指示があれこれと入るようになった。
一番大きいのが、試験の実施時間帯が細かくなったこと。

たとえば、2級は9時から11時までの時間帯の中で実施を始めなくてはならない。
中学生対象の4級など、14時30分から16時30分の間に実施しなくてはならないので、2級・準2級・3級・4級と順に実施していくと、朝の8時30分から夕方の16時までは拘束される。
つまり漢検の監督で休日が終わってしまうわけである。

というわけで、行楽日和の日差しをまぶしくながめつつ、検定の監督で今日も暮れた。
自分で自分にご苦労様である。


今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。
風邪ひかないようにしましょう。