今年最初のさんまを食べた。
ようやく一匹150円を切ってきて、かみさんから食べてもよいという許可をいただき、食す。

大根おろしを丁寧にすりおろし、カボスを用意する。
焼けるまでが待ち遠しい。

ウィノローグ winologue
焼きあがったさんまにじゅわっとカボスをしぼり、醤油をかけまわして 「いただきます!」

うまい!
やはりこのかおりとホクホク感。
カボスの酸味と、醤油の香ばしさと、さんまの内臓の苦味。

うん、待ち望んでいた味だ。
何度も何度も「うまい」を連発。
さんま一匹で幸せになれるなんて、というかみさんの冷徹な視線を感じながら、一気に一匹たいらげた。

「あすもさんまにする?」
「いや、あすはいいわ。また今度。それまでがまん。
がまんして食べると、いっそうありがたみがあるね」

そう、おいしく食べるには、がまんと手間。
さんま一匹、あなどるなかれ。
本当は、炭火焼で食うともっとうまいのだろうが、まあ、うちのガスコンロのグリルでもなんとかなるから、よしとするか。

さ、次はいつ食べようか。


今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。
さんま、さんま、さんま。
今年のシーズンは何匹食べることやら。