いよいよ政府は来年4月からの消費税を8%にするようだ。

苦しいなぁ。

橋本内閣の時に、3%から5%にした時も、消費者の購買意欲が一気にしぼみ、あれ以来日本はデフレ状態だ。

今回は、そのデフレが回復基調にあるとか、企業の設備投資が上向きとか、消費意欲も増進しているとか、まあ、統計的にはいろいろと「都合のいい数字」を拾うことが出来るのかもしれない。
それに、そういうマクロの指標が、国を動かすのかもしれない。

しかし、いま、ここで、105円の品が108円になり、1050円の品が1080円になり、10500円の品が10800円になり、105000の品が108000円になるわけである。

これ、庶民にとってすごく痛い。
だって、給料増えてないし、保険料増えているし、時給減っているし。

誰が、誰のために、数字を集めているのか。
せめて、大企業の人件費削減率がどうか、出向部屋があって格闘している企業戦士がいまどうあるのか、そんな、生活者の個々の視点を大事にしてほしい。


今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。
あのヒト、おざわ君はどうしているのかね???