2学期の始業式は今日。
やや短めな夏休みだったろうが、9月6~8日まで文化祭と体育大会を控えているので、少しでも準備期間を取るために、例年8月29日が始業式となっている。

夏休みモードから文化祭・体育大会モードへの転換。
まあ、これは生徒にとってはさほど難しくはないようだ。
が、この9月初旬というのは、3年生にとっては大学入試センター試験の出願準備に入らなくてはならないし、推薦入試やAO入試の準備も本格化する時期である。
9月16日からは就職試験も解禁だ。
つまり、今日から2~3週間は、高校生活の中でも最も忙しい時期を3年生は迎えるわけである。

一方、1・2年生はそこまで切羽詰まってはいない。
文化祭も体育大会も自分たちの力を何に遠慮することなく発揮できるはずである。
だから伸び伸びやってほしいのだが、ここでわかってくるのがクラスの団結力である。

1年生は4月に入学してきて、いろんな中学校で育ってきた子たちがごちゃごちゃまじりあいながら、ようやくグループやらが出来つつある頃。
2年生は4月のクラス替えを経て、いろんなつながりができる頃。
同じ中学校の子とまたいっしょになったりとか、部活が同じ子といっしょになったりとか、1年生でのクラスの子たち同士で集まったりとか。
いろんな化学反応をしながら、クラスの雰囲気が出来上がったのが1学期。

そして休みを経て、文化祭・体育大会でクラスとして動かねばならない時に、リーダーシップを取る子がいて、みなをまとめてくれると担任としても楽だけど、そこが難しい。
1学期の間に委員長や副委員長がリーダーシップを取れるように、担任がどう関わったかもこの時期に出てくる。
文化祭での1年生のクラス合唱ステージ、2年生の学級展示。
学年対抗の体育大会。

さて、どうなることか。
担任の忙しい「晩夏」がやってきた。


今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。
今年は副担任の私は、サポート側なので楽といえば楽だが、さびしいといえばさびしい。