これ、焼酎のロックである。
ウィノローグ winologue
普通に、焼酎のロックである。

でも、本当はこの焼酎は、もっと琥珀色のはずであった。
そう、この焼酎だから。
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それが、琥珀色がすっかり抜けてしまって、普通の焼酎になってしまっていた。
色が抜けて、樽香も抜けて、そこいらにある芋焼酎とまったく変わらない。
こんなことがあるのだろうか、と思って製造された日を確認したら、
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今から16年前の製造だ。
16年という年月が、焼酎から色を失わせていったのだろうか。

白ワインなら熟成するにつれ黄色味が濃くなっていく。
色が抜けるということはない。

オークに入れて色を付けても焼酎からはやがて色が取れていくのだろうか。

とにかく、不思議な「百年の孤独」であった。


今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。
今週は土曜日まで。
長い。