黄砂が町にやってきた。
昨日も今日も一昨日も、空がぼんやりとかすんで、まぶしいはずの太陽が月みたいに輝きを失って、家の窓も開けずらい日が続いた。

そんな中を庭の草取りをして腰が痛くなり、運動不足解消のウォーキングはマスクをつけて歩き回る。
ウィノローグ winologue

あいかわらず日没間近の太陽は、「太陽の金のリンゴ」みたいにぼんやりと黄色い空に鎮座している。
ウィノローグ winologue

いや、日没に近くなるとリンゴというより熟した柿だ。
ウィノローグ winologue

せめて明日ぐらいは晴れてほしいものだ。

夜は久しぶりのピノ。しかもブルゴーニュの裾もの。
ドミニク・ローランの手になるキュヴェ・ヌメロ・アン・2010。
ウィノローグ winologue

熟した黒系のベリーやリキュールに漬けた栗のような香りもして、酸は中庸、甘味も十分乗っていて、これはなかなかおいしいピノであった。
ジュヴレやモレ・サン・ドニ、シャンボールなどのブドウをブレンドしたものらしい。

ヌメロ・アンとは『№1』の意味。
彼が気に入ったワインにしかつけない名称だ。

うまいワインを飲んだ。
さ、また明日からがんばるべ!

今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。
ピノはやっぱりブルが一番だよなぁ、とまたしても思った1本でした。