昨日の続き。

ウッドとチップを使って燻すこと3時間。
燻製終了。
ゆでたまごもいっしょに燻製にしてみた。
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さて、ここからロースハム作りの次のポイントであるところの、肉をゆでる作業。
これは豚肉を殺菌するためである。
殺菌は「肉の中心温度63℃で30分」が目安なのだそうだ。

まずは40℃に温めた鍋のお湯に肉を投入。
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75℃以上にならないように慎重に火加減をしてキープ。
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ボイルすること1時間40分。
これで肉の中心温度まで火が通ったはずだ。

これを氷水に漬けて熱をさます。
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30分ほど漬けて肉を引き締める。

そして取り出してさらしの水をしぼり、またまた冷蔵庫に入れて一晩熟成させる。

さて、出来具合は?

翌、月曜日。
帰宅するなりさらしを解いてハムになったいるかどうか確かめる。
小ぶりながら外観はきれいに燻製の色がついている。
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さて、切ってみると・・・・(ドキドキ)
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おお、いい色づきでハムっぽい。
というか、形はわるいけどハムだなぁ
かけらを口にしてみると、塩加減もちょうどよくて、うまい。

これはうまい。
かけらばかりパクパク食べていたらかみさんから注意。
「そんなん肉ばっかり食べてはだめ!」

翌日、酒のつまみでぞんぶんに食べる。
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これにはウィスキーが合いますね。

いやあ、しめて10日ぐらいかかったハム作りだけど、この味を覚えてしまうと市販のハムは食えないな。

今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。
ロースハム作りのポイントは温度管理です。
スモークする段階、ボイルする段階でのそれぞれの温度管理が大切です。