2学期になってから、毎日お弁当の写真を撮っている。
実は、ほぼ日手帳にその日食べたものを簡単に記録している。
寝る前に手帳を埋めるのが日課なのである。

朝はだいたい同じパターンで、夏なら 『ゴーヤのおひたし、納豆、めざし、味噌汁、ごはん』 がほぼ毎日で、これは手帳に記録しやすい。
いつもと変わったものを食べた時は印象に残っているから、それは忘れない。
晩飯に食べたものも記憶が新しいせいか忘れない。

ところが、昼食=弁当のおかずはすべてを正確に思い出すことができない。
昼食から10時間も経つと記憶が急速に薄らいでいるのだ。
2~3品は思い出せても、あとのが思い出せない。
だから、昼食だけはデジカメで撮ることにしている。

10月のとある日の昼食。
ウィノローグ winologue

塩ジャケ、れんこんのはさみ揚げ、ウィンナー、茄子・きのこ・グリーンピースの炒め物。
都合4品。
ごはんの上に載った梅干しがでかい。
この日は白ごはん(新米)にゴマをかけてある。

デジカメで撮れば詳細な情報が記録されていく。
だからどうした、というわけではない。
カロリー計算しなくてはならない体でもないし、栄養バランスが気になるわけでもない。
おかずのことでかみさんに注文を出すわけでもない(そんなことは恐ろしくてできない)。

ただ、単に食べたものの記録として淡々と残しておくだけである。
こういう記録は淡々と積み重ねられていくだけで、ある時貴重な資源となることが多々ある。
この弁当の記録が、過ぎ去った昔を思い出すよすがとなるかもしれない。
それはそれで楽しいことだと思う。
かみさんへの感謝の気持ちも強まるというものだ。


今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。
一番多く登場しているおかずは、シャケの切り身かもしれません。