昨夜はまんじりともせず眠れなかったので、今日は飲むことにした。

リラックさんのここひとセットのワインのひとつ。

カルム ドウロ・スペリオール・ブランコ 2010(Carm Douro Superior 2010)
ウィノローグ winologue

私にしては珍しく、ポルトガルノワイン。

品種がむつかしい。

コデガ・ド・ラリーニョ(ロウレイロ)、ラビガト、ヴィオジーニョ。
たぶん、ポルトガルの地品種。


最初にハチミツ、メロン、白桃のすがやかな香り。

酸もミネラルみきっちりしているが、なんといっても特徴はその苦さ。

アフターにがっちり硬質の苦みが残る。

これに例によってカツオをどう合わせるか。


この苦みには同じ苦みで対抗するしかない。

ニンニクをオリーブオイルでこげるくらいまでロースト。

おこげの苦みで迎え撃つしかない。


が、あんまりうまくマッチしなかった。

この苦みとハーモニーを奏でられる料理はなんだろう。

考えさせられるワインだった。


今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。

今日は5月は8日目の休肝日。

休肝日カレンダーも消去してしまったので、視覚的に面白い材料はありませぬ。