昨日のプログラム。


①ファゴット・ソナタ第5番ト短調 op.24-5(フランソワ・ドヴィエンヌ)

②パルティータ ニ短調(ヨハン・セバスティアン・バッハ)

③アンダンテとハンガリー風ロンド op.35(カール・マリア・フォン・ウェーバー)

(休憩)

④2つの小品(1996)(ジャン・フランセ)

⑤ファゴット・ソナタ(1997)(アンドレ・プレヴィン)

⑥Calling(藤倉大、日本初演)

⑦7つの音のシランダ(エイトル・ヴィラ=ロボス)

(アンコール)

ふるさと


およそ2時間のコンサートでした。

印象に残ったのは、まず③。

ピアノとのかけあいがすごく楽しそうで、音色の変化も絶妙。


⑥Callingは、ファゴットからこんな夫が出るんだと衝撃的でした。

作曲の藤倉氏の言葉に、「遠いむかし、誰かが丘の中腹で合図を送るため、あるいは谷の向こうがわの村へ危急を告げるために古代の管楽器を吹いているイメージです」とあるように、野性的な音と差し迫る危機を知らせる悲鳴に似た旋律に仰天。

これを一人で吹き切る黒木さんに敬服します。


⑦7つの音のシランダは、非常に甘美でメロディアスな曲で、最初から終わりまでピアノとファゴットがからみあいながら進む、モダンで洒落た演奏でした。

もういちどCDなどでじっくり聴いてみたいと思わされました。


ピアノはムン・ジョンジェという韓国の方。

ハノーファー国立音大のピアノ科の講師のほか、韓国、日本、アメリカ、ヨーロッパで活躍されており、黒木さんがその音に惚れ込んだ方だそうです。

時にはピアノが勝ってしまうところもありましたが、コンビの息もぴったり合って、いい演奏会でした。


アンコールではふるさとへの思いを「ふるさと」でやさしく歌い上げてくれました。


2時間という長丁場のコンサートを一人で演奏するのは、ふだんオケの中にいてそんなに目立つ楽器でもないファゴットにとって、とても忍耐がいることだろうと思います。

彼女の探究心、チャレンジ精神に脱帽。

13日には東京で同じプログラムで公演するとか。

東京での成功を祈ります。


さて、今日は東日本大震災から1年。

14時46分に黙とうを捧げたいと思います。


今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。

明日は国公立大学の後期日程試験。

最後まで希望をもってがんばろう!
ウィノローグ winologue

ある日の散歩で見つけた飛行機雲。