昨日は今週末10日(土)にソロコンサートをする黒木綾子さんが学校に来てくれました。

黒木さんは現在、東京フィルの首席ファゴット奏者を務めています。


彼女は本校文英科(特進科の前身)から東京芸大、同大学院へ。

2007年から1年間、文化庁派遣芸術家在外研修員として、ドイツ・ミュンヘンに留学。

今最も輝いている若手演奏家であります。
ウィノローグ winologue


「B→C」とは、バッハからコンテンポラリーへ、という意味らしく、バッハから現代までの幅広い時代の作曲家の演奏を取り上げる演奏会なのだそうです。

演奏する曲目は、バッハの『パルティータ ニ短調』というフルートのための曲や、A.プレヴィンのファゴット・ソナタ、藤倉大氏の新作など、意欲的な曲が並んでいます。


昨日は黒木さんが校長を表敬訪問。

ファゴットのことはもちろん、演奏のこと、リードのこと、曲のこと、オケのこと、指揮者のことなど、興味深い話をたくさん聞けました。

第一線で活躍する演奏家の話は知的で、本当に興味深いものばかりでした。


特に、リードと音色の関係は「なるほどね」とうなづかされました。

薄いリードは吹きやすいけど音色も軽くなる、厚いリードは吹きにくいけど倍音などがきれいに聞こえて厚みがあるとか。


その彼女が10日の土曜日にリサイタルを行います。

東京での公演は13日のようですが、それに先立ち、10日に故郷の宮崎で演奏します。

興味のある方はぜひ足を運んでみてください。

きっと、彼女の心温まる演奏に惹かれるはずです。


3月10日(土)14:00開演(13:30開場)

メディキット県民文化センター イベントホール

一般 3000円  学生1000円


よろしくお願いします。


今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。

今日も続々と国公立大学の発表がありました。

明日報告します。