久しぶりにカリフォルニアのピノ・ノワールを飲みました。

ワイナートでも高評価されていた SIDURI 。

ソノマ・カウンティの2009年。


ウィノローグ winologue


スクリューキャップを開けると、あたりに香りの花束がどどーんと届いたような強烈な印象。

ペンシルの芯、はちみつ、粘っこいキャンディ、スパイス、いちご、冷涼なハーブの香りに、樽由来のハッカ、松脂、杉などの強いアタック。

若いけど実にきれいな酸。

クランベリーの甘さ。

ベリーをあれこれたくさん使って作ったケーキをほおばっているような感じさえします。



これにいつものようにカツオのタタキを合わせたけど、ミスマッチですねえ。

イベリコのポークソテーにカシスソースをたっぷりかけたのなんかにぴったり合いそうです。

飲み干したグラスがいつまでも香ってます。



さすがに、太陽をいっぱい浴びたカリピノらしい率直さがあります。

うん、うまい。

これだけおいしいワインですが、案外値段は良心的。

ワッシーズさん で買えます。

2625円でっせ。

お試しあれ。


今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。

ロシアン・ヴァレーも買ってあるので、近いうちに飲み比べてみたいと思います。