地元の国立大学の説明会があったのでそれに参加してきました。
30度を超える暑さの中、図書館の視聴覚教室で行われた説明会。
県内外の高校の校長や教頭や進路担当教諭やら100名近くが参加。
来年度の入試における変更点の説明、平成27年度の新課程入試の説明などありました。
来年度はご存じのようにセンター試験の理社の受け方に変更があります。
社会なら、今までは地歴1時間、公民1時間の試験時間がとってあって、文系の生徒なら地歴科目(日本史、世界史、地理)から1科目、公民科目(現代社会、倫理、政経、「倫理政経」)から1科目を受験していました。
これが来年から、地歴公民が2時間連続で試験が実施され、その中で任意の2科目を受験します。
ただし、2時間連続といっても、最初の60分の試験が終わった後、最初の科目の答案を回収する時間が10分とってあり、その後次の60分で2番目の科目を解くことになります。
つまり、今までは地歴から1科目受験だったのが、地歴だけを2科目受験することが可能となったわけです。
すでに難関といわれている大学では、センター試験の受験科目に地歴から2科目を指定してくるところもあって、受験生は地歴を2科目受験すれば難関大学も含めてほぼどの大学でも受験可能ですが、従来のように地歴から1科目、公民から1科目を選択して受験した場合は、一分の大学は受験が出来なくなったわけです。
しかも、地歴は3科目が1冊子にまとめられているわけだから、受験生は最初の時間にある科目(第1解答科目)を早く終えて、余った時間で次に受験する科目(第2解答科目)のページを見てみることが可能なのです。
理科も同様なので、早い話が最初に生物をちゃちゃっと解いて、余った時間で物理の問題を見て計算問題を解いておくということもできないわけではない。
正規の60分という時間で解くのではなく、たとえば80分で物理を解くということができるというわけです。
これは不正にあたるのかどうかは知りませんが、こういう不都合を回避するために国大協は最初に解く科目(第1解答科目)の得点を重視するという方針を打ち出しています。
第1解答科目に時間をかけろ、時間が余ったからといって第2解答科目の問題を盗み見するんじゃないよ、ということでしょう。
でも、これでいいんでしょうか。
第2解答科目の扱いはどうなるんでしょうか。
むしろ、120分を自由に使わせて2科目を解かせる、ということでもいいんじゃないでしょうか。
120分の時間配分をどの科目にどう使うかも含めて、受験生の知恵の出しどころだと思うのですが。
60分で1科目にこだわらず、120分を工夫して2科目解く。
だめなのかなぁ。
だめなんだろうなぁ。
理科は1科目を解答すればよい文系の生徒が、わざと2科目を解く申請をして、たとえば120分の最初の20分で地学を解いて、残り100分を生物に時間をさく。
生物を60分で解く生徒と、100分で解く生徒と出てくるわけで、これは不公平か。
ま、模擬試験を見ていると、理社で60分の試験時間を目一杯使って解答している生徒の姿などほとんど見かけない。
だいたい40分程度で解き終わるのだけれど。
もちろん、問題がすべて解けたか解けてないかは知りません。
が、多くの受験生は60分目一杯使わず、余った時間はボーッとしていることもままあるんですよ。
それでも出来る子はちゃんと100点ぐらい取るんですから。
60分で1科目にこだわらなくてもよかろうもん、と思うわけです。
今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。
今日は長くなりました。
センター試験の問題点、まだまだあります。