先月のワイン会で飲んだワイン。
シャンパン。
ビュル・ド・コントワール。
ワイナートのシャンパン特集で、醸造者のシャルル・デュフールはあまりほめられてはいない。
「ぬか漬け、揮発酸、泡の出るフィノシェリーよう。おそらく日本でも一部のビオマニアには支持されるだろうが、一般のシャンパーニュ愛好家にはむずかしいだろう」と。
エチケットの懐古趣味的な趣に引かれて買ったこのシャンパン。
先日の送別ワイン会の中盤で、口直しに飲んでみた。
ビオらしい、キャンディ、ドライフルーツ、ドライハーブのような香りと、たしかに漬け物を思わすひね香があった。しかし、フィノシェリーというほどの香りのきつさはなかった。
酸はおだやかで、キレにはかけるけど、まあ、ほどほどのシャンパンではあった。
この作り手はまだ歴史が新しい。
ビオ栽培に取り組む彼の今後の変化に注目してみたい。
今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。
今週は今日から4日間、休肝日でいくつもりです。