未曾有の災害に対して、自分は何ができるのか。


津波に流される家や車や人を見て、これが映画のワンシーンではなく現実であることを認めざるをえない時、果たして自分はここにこのままでいていいのか、と素朴な疑問がふっくりと生まれてくる。


もちろん、だからといって明日現場に向かって出発するなんてできない相談で、こちらにはこちらの現実の生活があって、これもまたおろそかに出来ないものなのだ。


今ここにいてできることは、祈ること。

せめてもの善意を、偽善のかけらもなく、届けること。


あなたのことを、私は祈っている。

あなたがたのことを、私たちは祈っている。

あなたのために、私は届ける。

あなたがたのために、私たちは届ける。


多くのそんな思いが、ひとつひとつ手をつなぎあい、大きなうねりとなって、日本を覆っていくこと。

あまりに空想的かもしれないし、ただ思うだけなら誰だってできると反論されるかもしれない。


しかし、いま、一人一人が人のまごころを信じ続けることが、やはり明日へとつながっていくのだと信じたい。

その思いがやがて、きっとなんらかの現実的で具体的な形となって被災者の方々の元へ届くと信じたい。


見えない思いが、形をむすぶ。

聞こえない声が、心に届く。


そう信じたい。


今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。

日に日に明らかになる惨状。

どうかひとつでも多くの命が助かりますように。