最後の海外組が今日帰ってきます。

現地はかなり寒かったようですが、ウィーン、ザルツブルグ、パリといい思い出ができたことでしょう。

昨日噴火した新燃岳は今日は静かな様子。

予定通り、ANA617便は飛ぶようです。


それにしても、今回の旅行は出発地や時間や旅程が変更になり、かなり新燃岳に振り回されました。

本校の修学旅行は3コースに分けて実施しています。

それぞれに特色があります。

今回久しぶりに旅行を引率して気づいたのは、生徒の自由行動が多いということです。

昔は5日間の旅行のうち1日ぐらいが自由行動で、あとの4日は決まった旅程をみんなで移動していく、というパターンが多かった。


今回の関東コースは、いわゆる観光地めぐり型の行程でしたが、4日とも生徒の自由行動の時間が設けられていました。

みんなで同じところを回る行程も入ってますが、生徒たちが班別に自由に町を回るという時間が多くとってありました。

自由がある分、それだけ責任も大きいわけだし、東京のような大都会で迷子になったらどうするかという懸念もあるのですが、生徒たちはしっかりとしたもの。

決して馬鹿な行動は取りませんでした。


ディズニーでは他県の高校生の姿もたくさん見ました。

中には、金髪、化粧ばっちり、ルーズソックス(古い!)に運動靴(スニーカー?)、そしてスカートを極端に短くした者も多かった。

地元での普段の生活が垣間見えるようで、けっして好ましいものではなかった。

それに比べれば、スカートを腰のところで折って丈を少し短くしたぐらいのうちの生徒なんかかわいいものです。

田舎の学校だね、と言われればそれまでですが。


さて、海外組は定刻通り宮崎到着。

時差ボケもなく、みんな元気。

実質6泊7日の長い旅でした。

これで修学旅行の全コースの全旅程が終了。

生徒に怪我人など出なかったのも収穫でした。

新燃岳に振り回されましたが、これも10年後にはいい思い出になってくれるでしょう。


今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。

明治神宮のブルゴーニュの樽。

左:ドメーヌ・フェヴレ。献納ワインは「CORTON Grand Cru “Clos de Corton”」。

右:ドメーヌ・エチエンヌ・ソゼ。献納ワインは「Puligny Montrachet」のヴィラージュもの。
ウィノローグ winologue