3泊4日の修学旅行が終わります。

北海道組は明日まで、海外組は明後日まで。

私たちの関東コースは今日まで。


予定では、国会議事堂→原宿・渋谷散策→国立博物館→羽田と進みます。

ただし、新燃岳が爆発的噴火をして宮崎へのフライトが不可能な場合、またぞろ鹿児島へ飛ばなくてはなりません。

しかも、3便に分かれて。

その場合、14:00には最初の便が飛ぶので、原宿より後の予定は全てキャンセルとなります。

今日までは噴火しないでほしいと、まさに祈るようにして最終日が始まりました。


国会議事堂。

12月も行ったのですが、今回は参議院側を見学。

ここにも近郊の小学生が社会科見学に来ていて、議事堂前はバスが大渋滞。

肝心の議事堂の見学は、解説もなにもなく、階段を昇って降りただけということで面白みがなかった。

かつて、宮崎選出の国会議員が自ら案内してくれたこともあったのですが。


さて、昼前に原宿に移動。

予想されていた雨も降らず、空も晴れてきて、絶好の散策日和になってきました。

「今のところ飛行機は宮崎に飛ぶらしいよ」ということで、生徒も嬉々として3時間の散策に出かけました。


私たちはまず明治神宮に参拝。

明治天皇を祭ったこの神社に、東京に住んでいた頃は一度も来なかったなぁ。

参道を歩いていくと、おもしろいものを発見。

清酒のメーカーが神社に酒を寄贈するのはよくあるし、樽酒が積んである風景も珍しくはない。
ウィノローグ winologue


しかし、この明治神宮の参道には、清酒の樽だけでなく、なんとブルゴーニュのドメーヌのワイン樽が寄贈されているのですね。
ウィノローグ winologue


いやあ、びっくり。

なんでも明治天皇が葡萄酒がお好きだったそうで、ブルゴーニュの名誉市民である佐多保彦氏の声掛けでブルゴーニュの各ドメーヌが明治神宮に献納したものであるそうな。


これはドメーヌ・ルロワ。

献納したワインは「SAVIGNY-LES-BEAUNE 1er Cru Les Guettes」
ウィノローグ winologue


フィリップ・パカレ。献納ワインは「GEVREY-CHAMBERTIN」のヴィラージュもの。
ウィノローグ winologue


オスピス・ド・ボーヌ。献納ワインは「BEAUNE Appellation "Guigonne de Salins”」
ウィノローグ winologue

ところが、ロマネ・コンティの樽には銘板がない。
ウィノローグ winologue

盗まれたのかな?

献納ワインは何だったのだろうか。


さて、明治神宮から代々木公園を通って、NHKを横に見ながら渋谷まで歩きました。

マークシティのすし屋「美登利」でランチでも取ろうと思いましたが、待ち人多数。

いつも多いなぁ、ここは。

しかたなく、近所の蕎麦屋で蕎麦と天丼のセットを注文。

今回の旅行の昼食で一番安い食事でした。


さて、原宿散策も無事終了。

買い物ツァーの〆は安売りの店のものばかり。

最終日、お小遣いもなくなってきているだろうし、生徒たちも事前によく調べていました。

その後、国立博物館の常設展を見学。

羽田に向かい、ANA617便が無事飛ぶことを確認。

もちろん、飛んでいる最中に噴火があれば東京引き換えしもある。

「引き返さないかな」という生徒も。

気持ちはわからないでもないな。


しかし、飛行機は出発が20分遅れたものの、宮崎には定刻を5分遅れて到着。

出迎えの保護者に生徒たちを無事引き渡して旅行が終了。

楽しい旅行でした。


今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。

明日は北海道組が同じ便で帰ってきます。

明後日まで噴火しないでほしい。