前夜の休肝日から早く目が覚めてネットを見てみたらびっくり。
あの尖閣諸島沖での中国漁船と海上保安庁の巡視船衝突事件のビデオが You Tube に流れていました。
眠い目をこすりながら見ると、たしかに中国漁船が巡視船に体当たりしてきています。
やはり、そうだったのか。
これまで散々ビデオを公開せよという世論の声があったにもかかわらず、衆議院予算委員会の一部の議員にしか見せなかったことに対して、いわば「義憤」に駆られた誰かが流したのでしょう。
民主党政府のあまりに弱腰外交に憤りを感じていた国民の声の方が、国家機密を流出した問題よりも強いという気がします。
事件当初に公開していれば、そりゃあ中国は怒るだろうけど、毅然と領海侵犯したことを主張すれば、中国だってそうやすやすと今のような高圧な態度には出なかっただろうと思います。
体当たりしてくる漁船の映像を見れば、かの国で「英雄」として祭り上げられている船長は、逆の立場に立たされていたのかもしれない。
漁船側の非を率直に認めるかどうか。
そこで中国という国の良識を問えたと思います。
公開をしなかったがために今の状況が続いているわけです。
まあもっとも、ノーベル平和賞に文句をつけ、ヨーロッパの国々に授賞式に参加しないよう求めるなど、いったい何を考えているのか。
いあや、あまりに自分を過大評価しすぎていて、にっちもさっちもいかなくなっている国。
こぶしを振り上げるたびに、それの置き所に苦労している国。
それが今の中国でしょう。
もっと大人になって、冷静に他国とお付き合い願いたい。
さて、海上保安庁内部での犯人探しが始まるでしょう。
もちろん流出経緯は明らかにすべきです。
しかし、流出したこと自体への政府の危機管理の甘さに対する、首相のコメントがないのはなぜか。
まったく当事者意識が希薄なのではないだろうか。
今回の流出ビデオと同じシーンを納めたDVDが見つかったという情報もあります。
「義憤」に駆られた人々がこの後どうするのか。
不穏な情勢になりそうな気がするのは私だけでしょうか。
今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。
ビデオが流出した今、政府は国際社会に何を語るのか。
管総理の政治家としての器が試されています。