久しぶりにパリ16区 のプライベートセラーを見に行きました。

この秋に飲む赤を探すためです。

15~6本ぐらい預かってもらっているうちから、ちょうどいいやつがないかどうか。

地下のセラーに入れていただき、自分の番号のワイン庫を開けてみました。


いやあ、すっかり忘れているワインもあります。

ケイマスなんか買ってたんだ! とか、

わっ、シャトー・ド・フューザルがあったっけ? とか、

あ、このお高いワイン(あえて名前を伏す)はいただきものだったよね、とか

あの方のこのワインを預かっているけど、ご本人は覚えているかな、とか。


とりあえず、シェファーのカベルネ1997、デュジャックのモレ・サン・ドゥニ1999、スパークリングのフリュット・アンシャンテを持ち出して来ました。

フリュット・アンシャンテなんて、なんでセラーに入れていたんだろう?

あ、このスパークリングは作り手がすごかったんだっけ?

『天才苗木家アンリ=グザヴィエ・ギョームが作るスパークリング!』

 

この御仁、DRCやクリュッグやセロスやルロワやコント・ラフォンやらその他にも綺羅星のようなワインを生み出す生産者のブドウ苗木と台木の管理を任せられているんだって。

その彼が、シャンパーニュの生産者たちとの交流の中で培った技術で作り上げたスパークリングらしいです。

こんな話を聞くと、おいそれとは飲めない気もしますが。


というわけで、よし、このスパークリングで乾杯して、モレ・サン・ドゥニをこの秋の最初の赤にしよう!と決めました。

しかし、料理はまだこれから。

来週は土曜日は飲み方だし、その次の週に飲むということで考えてみよう。


今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。

これが今回持ち出してきた3本です↓

ウィノローグ winologue