土日に飲んだワインについて。

スペインの コルプス・デル・ムニ 2007

作り手はボデガス・デル・ムニというところで、150年続くブドウ農家らしい。

その印象。
ウィノローグ winologue

紫がかった濃い色調。

インクのように濃い中にやや明るさも感じられる。

エンピツの芯の削りだし、ローストした栗を思わせる樹木系の香り。

ジャミーでアルコールが強いが、タンニンは中庸。

酸は控えめで、少しだけハーブ臭もするせいか、やや苦味がアフターに残る。


1000円前後のワインにしては完成度は高いと思うけど、私の好みの方向とは右に30度ぐらいずれている感じ。(なんじゃ、そりゃ・・)

ブドウはスペインのテンプラリーニョ。

あまり飲んだ記憶はないが、昔、ペスケラとかアリオンとか飲んだ記憶はあります。

しかし、その味がどうだったか、記憶が飛んじゃってます。

アリオンは美味しかった、というそれだけの単なる記憶しかないのです。

まあ、スペインまで手が回らないというのが率直なところです。


さて、このワイン。

楽天で見たら、どこのお店でも同じ紹介文が。

『フルーティーな香りはイチゴ等の果実を想わせ、肉付きの良い味わいが口中に広がるバランス良い赤ワイン。 』

私としては、イチゴよりも黒系のベリーでしたが。。。。

肉付きに関しても、まあ、筋肉質であって、豊満って感じじゃぁねぇ~なぁ~。


まあ、卸し屋さんからのコメントなんでしょうね、どのお店も同じ文句ですから。

そのお店の方が実際に飲んだ上でのコメントがほしいものではあります。


今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。

テンプラリーニョが天麩羅に合う、なんてふざけた言葉がかつてはありました。