昨日に引き続き理系を見てみます。(すみません、こういう話題で)
理系は数学と化学の難化が相当利いているはずです。
例によって東大から。
理Ⅰ 昨年2893人→今年3037人
理Ⅱ 昨年2094人→今年1963人
理Ⅲ 昨年541人→今年403人
あまり大きな変化はないようです。
理Ⅱは他の大学に回った人もいる様子。
しかし、東大を受験する理系の秀才であれば、理数の難化ぐらい関係ないのかもしれません。
東大後期の全科類は 昨年3166人→今年3137人
もともと理系に有利のこの全科類はほとんど変動がないのも、東大理系組がダメージが少なかったのだろうと思います。
では、九州はどうか。
九州大工学部 昨年1410人→今年1403人
九州大医学部 昨年273人→今年266人
ここも大きな変化なし。
熊本大工学部 昨年803人→今年775人
熊本大医学部 昨年673人→今年564人
医学部医学科は減っています。どこに回ったのだろうか。
鹿児島大工学部 昨年791人→今年697人
大幅減。どこに行った?
鹿児島大医学部 昨年381人→今年379人
変動なし。
宮崎大工学部 昨年692人→今年377人
ひょえ~、激減も激減!
宮崎大医学部 昨年275人→今年331人
ここです!
熊大から回った組が相当いますよ、これ。
さてさて、工学部で大幅増となった大学が!
大分大学工学部 昨年612人→今年1254人
倍増です。
大分に流れた組は、たぶん数理で失敗した組です。
熊本や宮崎や鹿児島からみんな大分に集中してしまった!!
いつもだったら佐賀や宮崎に来る組が大分に行ってしまった!!
大分は激戦も激戦!
宮崎に回ればよかった、と後悔している人もいそうです。
というわけで、理系はトップクラスには大きな変動がなく、中堅どころが大学によって激しく増減があります。
受験生は、今年はセンターの成績だけで安心していられないということですね。
最後まで自分を信じて、努力した者だけが栄冠を勝ち取れるのでしょう。
がんばってほしい。
がんばれ、受験生!
今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。
宮崎大学工学部。あれから当日駆け込み組みがあったみたいで、377から427に。
50人の駆け込み組みにも幸あれ!と祈ります。