今日の新聞に国公立大学の志願状況が載っていました。
やはりセンター難化で人がかなり流れていますね。
まずは文系の筆頭東大。
文Ⅰ 昨年1643人→今年1265人
文Ⅱ 昨年1205人→今年1142人
文Ⅲ 昨年1501人→今年1529人
文Ⅰ(法学部)が378人も減っています。センターでダメージを受けた受験生が多かったのでしょう。
文Ⅱ(経済学部)は文Ⅰほど減っていません。これは文Ⅰから文Ⅱに流れた受験生が相当いると推定されます。
文Ⅲ(文・教育学部)が若干ながら増えているのは、文Ⅰや文Ⅱから回った生徒が多いのだろうと思います。
東大諦め組はどこに行ったか。
一橋大法学部 昨年509→今年600人
一橋大経済学部 昨年756→今年1057人
明らかに一橋に流れたようです。
特に経済の増え方は半端じゃない。
文Ⅰが減った分がそっくり増えた感じさえします。
一橋、超激戦です。
横浜国立も増えているから、これは一橋敬遠組みが回ったのかな。
地元九州はというと、
九州大学法学部 昨年422人→今年395人
九州大学経済学部 昨年589人→今年620人
案外、集まっていません。
九州内の東大志望者が九大に鞍替えした数より、熊大に流れた数が多いのだろうか。
熊本大学法学部 昨年370人→今年419人
やはり増えています。
北九州市立大法学部 昨年396人→今年453人
あらあ、増えてる!
その他の地区では、
京都大学法学部 昨年812人→今年871人
増えています
大阪大学法学部 昨年473人→今年494人
若干増えています
法学部で見てみると、東大から一橋や京都・大阪に流れたようです。
九州内では、九大から熊大へ、数学失敗組は北九州へと流れているようす。
また、北九州市立をはじめ、福岡県立、熊本県立に人が回っています。
国立敬遠組みが公立に回ったと思われます。
しかし、一方で集めると思われた大学に人が集まっていません。
宮崎大学、鹿児島大学、宮崎公立大学など。
こうしてみると文系は、地元九州では例年以上に二次勝負の受験生が多いような気がします。
今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。
理系は明日見てみます。