ひさしぶりにワイン会をしました。

新125の会の第21回例会です。

場所はいつものとおり「パリの朝市 」さん。

半年ぐらいワイン会をやっていなかったので、今回は少し奮発して次のようなリストにしました。


泡:ドン・ペリニョン2000

  ボランジェ・グラン・ダネ1999

白:ブリュワー・クリフトン・アシュレイズ・ビンヤード・シャルドネ2002

  コルトン・シャルルマーニュ1999(ヴァンサン・ジラルダン)

赤:ブルゴーニュ2005(アルノー) 

  シャトー・ダルマイヤック2006

  シャトーグラシア2003

  シャトー・コス・デス・トゥルネル2004
ウィノローグ winologue


泡はどちらもきらびやかな色と、こまかな泡立ち。

香りはミネラルに、アカシアの蜂蜜、ドライ・フルーツ、イースト香など。

味は、ドン・ペリの方が酸がまろやかで甘みさえ感じられ、ボランジェはシャープな切れ味で喉を刺激する。

アンキモを生春巻きでまいたオードブルと合わせたところでは、ボランジェの酸がすっきりと味を引き立ててくれる。

ドン・ペリは次に出た田舎風テリーヌの和風ジュレに合った。


白はアシュレイズは生き生きとして甘い感じの酸に、白い花やキャンディのようなブーケ。

コルトンは熟成が進んで落ち着いた黄金色に、ぎゅっと果実を絞ったようなフレッシュな酸、そしてバニラ、アプリコット、ミネラルなどが感じられた。

ソテーしたフォアグラにはやはりコルトンの方が合ったけど、やはりフォアグラは赤ですよね。


赤はボルドー3本を比較してみましたが、やはり値段のほどというか格の違いがはっきりと出ました。

まず、色調はコスがグラシよりもやや濃く、ダルマイヤックは二つに比べて色合いがうすいというか、きれいなルビー色。

香りは、いずれもまだ若いから土系の香りよりも、モカやスギの木など木質系の香りがよく出ている中に、きれいな果実香に、ブラック・カラント、インク、ハーブなどがからまって香ります。

味は、ダルマイヤックがちょっと可哀想なくらい貧弱に思えるほど、残りの二つが豪華で分厚い旨み・甘み・タンニンでビシバシ攻めてくるのでありました。

牛ヒレステーキにはやはりコスとグラシアがきっちりと合ってくれました。
ウィノローグ winologue


いつもパリ朝さんにはお世話になっています。

ワイン会のために豪華なお料理をしていただき、ありがとうございました。