3学期の始業式の日に本校では毎年カルタ大会をやっています。
センター試験を控えた受験生を除いて、学級対抗でやります。
選手5名に補欠1名+審判1名の7名でチームを組みます。
百人一首の遊びなんて今どきの子どもには縁が薄いのは確かですが、実際にやらせてみるとけっこう盛り上がるんですね。
歴史的仮名遣いの取り札を探すのに血眼になっている生徒たち。
男も女も関係なく、エキサイトするもんです。
で、今日はその選手選びのために今日は学級で初めて対戦をさせてみました。
3名1組でチームを組みます。合計12組。
3対3の対戦で6試合を同時進行。
「みをつくしても」は2枚あるし、「ひと・・・」で始まる札も多いし、「キョー」は「けふ」という仮名遣いだから、慣れるまでは一苦労あるでしょう。
「むすめふさほせ」の決まり札をまず覚えるのが最初。
そして、自分の好きな歌の札を決めるのも上達の第一歩。
40分かけて初めて試合をした生徒たちから、「楽しかった!」「またやろう!」「今度はもっと取る!」と様々な感想が聞こえてきます。
カルタ遊びは季節ものですが、こういうところから和歌の面白さをわかってくれるとうれしいのですが。
さあ、古典の授業時間はしばらくカルタで盛り上がりそうです。