そろそろ来年の手帳をどうしようかと迷う頃となった。
今年は『隂山手帳』を使ってきた。
あの「百ます計算」で有名な隂山英男氏のプロデュースしている手帳である。
↓2010年度版『隂山手帳』
↓この手帳のよさは、なんといっても週間予定欄がタテ割の構成になっていることだ。
タテ割だから、一日の予定を横書きで記入できる。
時間のメモリも1時間ごとに細分化されているので、何時間目にどこのクラスで授業をするか、会議がいつあるかなど非常に書きやすい。
また、曜日ごとの同時間帯の予定も参照しやすい。
さらに、週間予定の下に自由に書ける欄があって、チェックマークを入れることができるのもうれしい。
右側のページにはマス目が切ってあって自由に書ける。
私はそこに生徒の状況や、会議の中身など一日の出来事をメモしている。
やはり、教師の発案した手帳だから私にとって使いやすく思えるのだろう。
書店などで見る手帳には、週間予定がヨコ割のものがけっこうある。
ヨコ割だと一日の予定を書き込むのがタテ書きとなって見づらいと思うのだ。
タテ割の週間予定が書き込めるのはこの手帳の他にはあるのだろうか。
もっとも、手帳に予定を書き込むのはけっこう時間がかかるものだし、忙しすぎると一日を振り返るのも辛かったりして記入しない、というかできない日もある。
今年の例で言えば、6月から7月はなんかむやみに忙しかったせいだろうか、手帳は空欄ばかりだ。
このブログの6・7月の記事がないのも、手帳を書く余裕がなかったのとシンクロしている。
手帳を書く余裕さえない毎日。
「忙」は「心を亡くす」と書く。
心=余裕、を無くすような毎日にならないためにも、手帳を上手に使ったスケジュール管理が大切だということか。
来年の『隂山手帳』には、「心を亡くす」日のないようにしたい。