「この男に任せれば、なぜか店に人が集まりモノが売れる」と言われるインテリアデザイナー片山正通氏。

今日のNHK番組「プロフェッショナル」で、氏の仕事振りが紹介された。


一つの店舗のデザインをまかされ、図面を書いては消し、書いては消し、紙で模型を作っては壊し、作っては壊しながら、顧客との徹底的な対話を通して店舗デザインを完成させていく。

その過程の中で取材陣の質問に対して出てきた言葉が、「自信がないから、考え続ける」という言葉だった。

ナイキからのビッグ・プロジェクトを任されるほどの片山氏にしてこの言葉。


重い。


私も私なりに仕事をしているが、仕事の一場面一場面、一つ一つに自信といえるほどのものはない。

しかし、なんとなく惰性でやっている仕事や、ほんのちょっと工夫してやっている程度の仕事に、自分でも気づかないところで妙に「自信」をもっていたのではなかろうか。

自分の実力と実践を見据えてこそ、「自信がない」という言葉が謙虚な姿勢として聞こえるはずである。


氏のあくなき探究心、顧客の心理にたって考え抜く姿勢。

学ぶべきことが多かった。



さて、今日からあらたに3クラスが学級閉鎖。

まだまだインフルエンザは続く。