久しぶりにワインネタで。


久しぶりにシャブリを飲んでみた。

もっとも、シャブリの中では格下のプチ・シャブリではあるが。

ドメーヌはフィリップ・シャルロパン・パリゾ。

ヴィンテージは2007。


うーん、なんと申しましょうか、この色は。

2007なのにやたら色が濃い。

20年ぐらい熟成したような、黄色の強い色調がドーンとグラスに鎮座まします。

香りはシャブリらしいミネラルに、甘いトロピカルフルーツがのっかっているんだけど、軽やかさがなく、重く丸っこい酸と甘みがずしりと控えておられる。

若い白の、ギスギスととんがったところがないのはいいけど、なんだか10年前の酒をいただいている気がして、恐れ多いことである。


ニンニクとオリーブオイルでカルパッチョ風に味付けしたカツオといっしょに飲んだのは明らかな間違いであった。

これは、きのこのグラタンや、バターで軽くソテーしてバルサミコとビネガーで作ったソースをあしらった鶏肉とかの方がいいのかも。。。

魚介類にはあわせにくい、めずらしいシャブリだったさぁ!
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