今日からシルバーウィークという連休らしい。
もっとも、わが校は文化祭・体育大会で先週の土曜日を潰しているので、昨日から休みで6連休!
夏の疲れた体には願ってもない休みである。
もっとも3年生にとっては模試と自学自習ができる恰好の書き入れ時ではある。
さて、昨夜は午前零時過ぎまで文化祭・体育大会の慰労をかねてのワイン会。
ベル・エポック・カフェでの1次会のあと、いも屋で2次会。
老若男女16人での宴会だった。
てげ飲んだもんじゃ~
今日は午前中死んでおった。
午後から熊本に出かけることにした。
特に理由はない。
長男宅に一泊して、あとは温泉にでもつかって帰る。
夏に行った植木温泉でのんびりする予定である。
ぜんぜん話は変わるが、鳩山内閣の政策、全て了承できるものではない。
特に気になるのが高校の授業料の無償化の問題だ。
高校生全てが無償化されるのではなく、「公立高校の無償化」というふうに話を聞いた。
これは不公平でしょう。いや、明らかな差別です。
なぜ、私立高校の生徒は対象外なのか。
田舎では、公立高校に行けないがためにやむなく私立に高い授業料を払っている家庭も多い。
都会のように、高学歴を手に入れるため、あるいは難関大学に入らせるために私立を選ぶというわけでは、必ずしもないのが地方の実情である。
そこのところをよく考えてもらわないと困る。
私立は公立ほど学校経営に補助金をもらっていない。
それがために私立の授業料は受益者負担が大きいのだ。
「公立は等しく誰でも入れるための学校であり、私立はその建学の精神を理解した者が自分の意志で入学させているのだ、目的がそもそも違う」という批判もある。
しかし、これは現状を踏まえない観念論でしかない。
多くの私立が少子化のあおりをまともに受けている状況の中で、「公立の無償化」だけが優先されれば、私立はたちまち経営難におちいるではないか。
「公立の無償化」のための財源は、私学を経営する者・私学に勤務する者・私学に生徒を出している親たちも含めた税金でまかなわれているはずだ。
「公立の無償化」のために私立が犠牲になるのは、なんとしても許せない。
青春の只中にいる生徒たちに、明らかな差別感を持たせるような政策は考え直してもらいたいものだ。