今日は始業式でした。
平成20年度のスタートです。
始業式では新任の先生の紹介、校長の話などありますが、生徒にとって一番の関心事は「自分の担任は誰か」ということでしょう。
以前は、始業式の後にその場で担任発表というのをやってました。
担任の名前が発表されるたびに、生徒の間から「きゃあ」とか「やった
」とかの歓声が上がったものです。
もちろん、中には「ええっ」という意外な担任にあっけにとられる声とか、落胆して声も出ない場合なんかもありました。
まるで担任になる教師の人気を測るバロメータがこの担任発表でした……。
それはそれで面白かった(?)のですが、最近はそういうことは控えようということで、新教室に担任一覧を掲示することになりました。
もちろん、それでも「きゃー」という歓声は職員室まで聞こえてくるものです。
その「きゃー」がうれしい悲鳴か悲しい悲鳴かは知りません。
私も担任していた頃は、担任発表で生徒にどう迎えられるか、ドキドキしたものでした。
ある時は、涙を流して喜んでくれ、ある時はしらーっとした感じで迎えられ・・・・
生徒は担任を選べないから担任発表が「今年一年を占う瞬間」であるのはよくわかるけど、担任になる方もこのクラスをどう運営していくのか、生徒の様子を見て決める部分もあるから、まさに1学期の始業式ほど「運命の出会い」を感じさせるものはないです。
生徒にとっても担任にとってもいい出会いの、最初の一日であってほしいです。