一心行の大桜を見に行ってきました。長男をナビ代わりにしてミルクロードを一路阿蘇へ。

久しぶりの阿蘇はスイスイ車が走って快適なドライブでした。

さて、一心行にいよいよ到着。駐車場の方が「まだつぼみですが、いいですか?」と親切に言ってくださる。たしかに、つぼみの状態でした。風が冷たく強く吹いていて、まだまだという感じでした。今年は例年になく開花が遅れているようでした。

↓ つぼみの状態。あと少しで開きそうですが



さすがに枝ぶりは素晴らしく、こんな大きな桜の木は見たことないですね。昨年、吉野や京都を周った時も、これほどの樹齢とスケールを感じさせる桜はありませんでした。これが満開になったらきっと迫力に圧倒されるでしょう。見たかったなぁ。来年、また来てみたいと思います。

↓ 花は咲いてないけど、やはり大きな枝ぶりです



まぁ、桜が咲いてないのはしかたがないです。しかし、どこぞに野外スピーカが取り付けられていて、そこから音楽が流れるのはどうかと。

出店があって、駐車場もたくさん用意してあって、満開時はたくさんの観光客が来るんでしょうが、音楽は要らないんじゃないかと思います。もともと戦死者の菩提を弔うために植えられたんですから、BGM風の音楽など場違いだと思いますが。

桜の木の根元にお墓があるし、御堂もあるのですし。

そうそう、まわりにパターゴルフ場が二面もあるんです。これも場違いでは?

これでは単なる観光名所じゃないかぁ

桜が咲いていない時期にパターゴルフしに誰か来るんですかね?


さて、一心行を後にして、阿蘇の大観峰に車を走らせ阿蘇の広大なカルデラを眺めました。が、あいにくもやがかかっていてはっきりしなくてこれも残念でした。


↓ 大観峰からの眺め




午後は市内に帰って、熊本城へ。ここは桜が満開。平日の昼間だというのに、あちこちにブルーシートに陣取った面々が。おばさん、お年寄りが圧倒的に多い。中には若い連中もいるけど、これは大学のサークルかな。

4月1日だから、新入社員の歓迎会が行われるところもあるんだろうな。いかにもそれらしき風体の若者たちもいました。歓迎会が夜桜にまどわされて修羅場にならないよう祈りましょう。

↓ 熊本城の天守閣と桜



そんなこんなで、一心行で花に飢えていたので、熊本城で満足。

来た甲斐があったというものでした。