施設にいる義母の続報です。認知症になるということを深く認識させられたので、備忘録として残します。少し深刻な話題かもしれません。

 

G.W.になると介護施設のスタッフ数も減少し、話し相手が減ってしまうので部屋で一人で過ごすことが困難な義母にとっては困難な時期になります。当然ながら、妻へのLINEの回数も跳ね上がります。そこで、妻は娘とともに義母を外に連れ出して義母の妹さん宅でバーベキューに参加してもらいました。義母の妹さん宅は戸建てで広い庭があるので毎年バーベキューを実施しています。久しぶりに義母も開放的な雰囲気を味わって楽しんでいたようです。

 

バーベキューが終わって妻は義母を施設に送り届けたのですが、そこでスタッフから「部屋のマグカップを全て持ち帰ってほしい」と要請されました。義母は食後お茶の時間に(インスタント)コーヒーを飲みながら友達とおしゃべりをするのが好きなので、私も入所時にキャンプ用のSnowPeakのマグカップをプレゼントしたのですが(しばしば靴や服などと一緒に荷造りされていましたが)、それも持ち帰ってきました。当然ながら、今日の妻へのLINEは「マグカップ持ってきて」の繰り返しです😓。

 

後で施設の管理者に理由を聞いてみたところ、義母はコーヒーを飲んだ後、いつも食堂にマグカップを置き忘れてしまうことが判明しました。施設としては、感染予防や紛失トラブル回避などのため、いちいち対応できないのでしょう。そのほかの点では、いろいろと施設には親切に対応していただいているため、この点に関しては義母に我慢してもらうしかありません。今後はコーヒーを飲むときは、自販機を使うか、食堂に常備されているお茶を飲むためのコップを使うしかないようです。

 

要するに、義母はもはや好きな時に好きなコーヒーを飲む自由すら失ってしまったということになります。そもそも施設に入所した時点で、自由に外出や食事ができなくっているのですが、コーヒーを飲む自由すら奪われるとは…。施設に落ち度があるわけではないと思います。認知症になってしまったことの悲哀、残酷な現実を突きつけられた思いでした。

 

腎臓や目や耳、骨や筋肉も大切ですが、やはり脳が最も大切なパーツだと実感した一日でした。