もう、プロの研修講師だけが
講師をやる時代は終わりました!
誰でも、自分の得意なことや知識をシェアしてみましょう!
こんにちは!
コミュニケーションサポーターの喜山志津香です。
今日も、ブログに目を止めていただき、
ありがとうございます。
今日は、とあるセミナーで、
心を揺り動かされる話をお聞きしたので
シェアしたいと思います。
少し長くなりますが、
ご興味のある方は、
最後までお読みください。
それは
「看取り士」の資格を持つ
ケアマネジャー兼介護ヘルパー
をされている方の話
「看取り士」とは、
人の「最後」を
丁寧に丁寧に、
「看取る」お仕事です。
ある日、Mさんという認知症のある方の
介護を担当している若いヘルパーさんから
電話がかかってきました。
「頭痛がひどくて今日はMさんのところに
行けない」とのこと。
その方が代わりにMさんのところに行くことにしました。
行くと、ご家族からの伝言が置いてあり、
「Mさんの体調がよくないので、注意してください」
でも、Mさんはどこも具合が悪くなさそうだったので、
一緒に楽しく買い物をして
帰りに公園のベンチに座り、
Mさんの大好きなタバコを取り出して、
「たばこ、吸われますか?」
と言ったら、
嬉しそうにうなずきました。
タバコとライターを渡すと、
幸せそうな顔をして、たばこを上手に取り出し、
ライターで火をつけて
美味しそうに吸いました
あまりにもすてきな笑顔だったので
思わず写真に撮ってしまったほど
幸せそうなお顔
そして翌日、Mさんのご家族から電話
「Mさんが亡くなった」
「昨日はあんなに元気だったのに・・」
ご家族によれば
「幸せそうで安らかな死だった」
認知症、でも
自身の死をプロデュース
できる
Mさんは、
2年間無遅刻無欠勤でケアしてきた
健康なヘルパーさんに、
頭痛をもたらして、
責任者の自分が行くように仕向けたんだ!
若くてまじめないつものヘルパーさんなら、
体調が悪いというご家族からの伝言にしたがって
Mさんにタバコを吸うことを許さなかっただろう
もし、翌日亡くなってしまったら、
その若いヘルパーさんが
責任を感じてしまったかもしれない
だから、責任者の私が行くように仕向けて
自分の最後をプロデュースしたんだ
なんて見事の死に方!
その看取り士さんは
びっくりするような
見事な死にぎわの事例をいくつも
挙げて話をしてくれました。
人間、人生の99%が不幸でも
死ぬ間際の1%が幸せなら
幸せな人生
彼女(その看取りさん)の
実のお父様の話もされました。
お父様は、病院で間質性肺炎の絶食治療を受け、
体重が16キロも減ってしまいました。
あまりにも苦しくて、
「もう家に帰りたい・・」
とのご希望で
ご自宅で介護されたとのこと。
母と自分と妹
それに自分の娘や息子たち全員で
入浴やマッサージ、食事など
丁寧に介護していたけれど、
ある日、ベッド際に居た母が、
薬を取り出すために後ろを向いている時に
逝ってしまいました
なんと・・酸素チューブが外れていたのだそうです。
母は、「自分の不注意」
と悔やんで号泣
「違うよ。お父さんは、自分で、
お母さんが見ていないスキを狙っ
て酸素チューブを外したのよ。
だって、見ている前で外したら、
また付けられちゃうでしょ」
お父さんはね、
自分で最後をプロデュースしたのよ
人は亡くなる時、
全てを受け入れて神様の域に入る
のだそうです
よく
「死に際に会えなかった」
と、悔やむ人がいるけれど、
それは、
死んでいく自分の姿を
相手の心に焼き付けたくない
という、死に行く人の選択
実は私自身の母も、明確に
自分の死をプロデュースした人なので
その意味するところが心に突き刺さり、
涙が止まらなくなりました。
人は心臓が止まってから、
24時間は、耳が聞こえるそうです。
死に際に会えずとも、
24時間は声をかけ
感謝と祈りをささげてくださいね
とのことでした。
ちなみに、その看取りさんは
プロの講演家ではありません。
でも、この方の話、
日本国中だけでなく
世界中の方に聞いてほしいような
お話でした。
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