同じ職場でコミュニケーション能力がないまま過ごした時の未来の恐怖
終身雇用が崩れてきたとはいえ、一度就職したら65歳近くになるまで、同じ会社(役所)で勤めなければならないのが、まだまだ日本の現状であります。
これは安定という意味ではいいかもしれません。
しかし、同じ職場で一度人間関係が崩れて、のけ者にされたり、窓際になって干されてしまったら、あと何十年も同じ境遇で過ごさなくてはいけなくなります。
そうしたら仕事も人生も生きがいがなくなります。
日本で自殺が多いのもそういう逃げ場のなさが原因かもしれません。
これって考えるだに恐ろしいことじゃありませんか?
まだ学校だったら、6年、3年、3年と区切りがあるから、クラスで浮いた存在でも卒業すれば一応チャラという形になります。
社会人だって、職業選択の自由はあるし、やめようと思えばやめられるし、転職をしようと思えば出来ます。
でも、それをやり続けていると、どんどんキャリアを積み上げることが出来なくなって、社会的地位も低いままになります。
ヘッドハンティングされるぐらいの人は別ですが。
仕事と人間関係のストレスでうつ病になってしまう可能性は高い
つまり動くに動けないのが社会人であり職場環境といったものです。
職場の人間関係がこじれたままになると悩みはどんどん増して鬱病になるケースが多いです、実際。
私もコミュニケーション能力が低い状態が続いていたので、しまいに人生と仕事両方とも生きがいもやる気もなくなり、集中力が欠如し仕事のミスばかり増えていきました。
引退や転職をしたくてもまだまだ人生が長いし、逃げ続けたらもっと状況が悪くなります。
それに子供二人と妻に迷惑をかけたくありませんでした。
だから、それでも働き続けました。
本当に辛かった日々です。
人間関係で職場で干された人間(仲間はずれや低評価)はやめるか、窓際で低調のまま過ごすのか、うつ病になるかしか道はなくなる恐れがあります。
相互リンクしているノリテツさんのブログに職場の低評価や出社拒否症について体験記を書いています。
一度休職したら、ますます職場復帰は困難です。
転職は給料が下がる恐れもあり、またやり甲斐のある仕事ができる保証はありません。
私のように家族がいたらますます一つの職場でしがみつかなければいけなくなります。
コミュニケーション能力がないよりあったほうが幸せに間違いなく生きられる
怖い、怖すぎます!
職場の人間関係の悩みはみんな持っているようですが、自分がコミュニケーション能力を有していたら避けられることはたくさんあります。
社会で生き残るためには、なんとしても私には手に入れたい技術でした。
うまく転職が出来たとしても、人間関係がまずくなるたびに会社を辞めていたのでは、今度の会社でも失敗したときのダメージは大きくなりますよね。
自分がどこの職場にいても、浮いた存在、つまはじきものだと事実としてわかってしまうからです。
生きる希望もなくなってしまうのはつらいものです!
どこかでコアから自分を変えなければいけません。
しかしどう変わったらいいか、どうやれば変われるか方法は見つからないのが私の過去でした。
変わりたいのに変わることも不安という恐怖感もありました。
不幸になるのは変われないまま時間が過ぎ去っていった時
ここで私が今まで書いてきたたように、もし人間関係が苦手だったりコミュニケーション能力がない人だったら「変わる」しかないんですね。
「変わることを恐れない」心を持って、今までの自分に打ち勝っていかなくちゃいけません。
変われなかったら確実に社会人生活は長く苦しいものとなります。
対人関係が得意にならなくちゃ、今後何十年お先真っ暗です。
もし家庭を持っていたなら、家族のためにも会社を辞めるわけにいきません。
退路は断たれているようなもの。
前向きに変わるしかないんです。
しかしです!
自分を守ったままで安全圏にいながら、うまく切り抜けるかばかり考えてしまうのが人間です。
変化しないでうまく得点をとろうとすることは、最悪の選択となります!
ここが勝負の分かれ道だと思います。
変わることが怖くて変わらないままだと戦慄の未来がやってくる
私も自分の現状をよくよく考えてみた時、今後何十年も惨めったらしく生きてしまう可能性が高い事に恐怖しました。
戦慄したからはっきりと自覚できました。
その未来は、精神的にボロボロに落ち込んでいる絶対に経験したくない地獄でした。
当時も苦しかったですが、よくなっている未来なんか私にはないようなものでした。
変われないまま時間が過ぎていくこと自体が恐怖の何ものでもなかったんです。
今までの自分に決別し、プラスに自分を変えることも億劫だったし怖かったですが、退路も先行きも暗かったのです。
ならば、怖くても先に光が差してくるような道(変わりたい自分に強い意志を持って変える!)を選ぶしかなかった。
変わることは楽しい、変わることを恐れない
幸い私はいい師匠と出会うことができたわけで、独力では押しつぶされていたでしょうに、「変化することの楽しさ」を味わうことが出来、さらになんでもチャレンジするモチベーションまでつけることが出来ました。
主体的意思の快感はそれを発揮した人にしかわからない喜びです。
それを会話の格闘技受講中もその後も存分に味わうことができました。
職場の人間関係を向上しようと思ったとき、私が変わることを恐れていたら、新たに良好な人間関係を周囲とは結べなかったのは間違いありません。
相当勇気を必要としましたが、そのときこそ、一生低調のまま続く人生を思い起こして、また心強い助言を得て心を奮い立たせました。
モチベーションの源はいくらでもあります。
最悪の未来を思い浮かべてください。
このままだとそうなる運命に陥っていませんか?
ならば未来を変えるためにいま行動するしかありません。
人の単純、自分の頭だけ複雑にして対処したら脳がこんがらがる
最初は人間関係を構築するための壁が高かったんですが、しばらくすると、周囲も変わってきた私を受け入れてくれました。
それも違和感なくです(最初はあったかもしれないけれど)。
人の心って単純なんですよ、みなさん!
怖がることはありません。
怖がる必要はそもそもないんです!
私の経験でも、ソリが合わない人だって、ひとたびきっかけがあれば、仲良くなれるもんです。
とにかく!怖がるのは、あくまで自分自身の心の問題です。
人が怖いのではなく、人に自分自身がどう思われるかという恐怖感の方が圧倒的なのです。
複雑に難しく悪い方向に考えて悩んでしまうのは自分自身の問題で、人の性格や職場の人間観関係なんて関係ないです。
人は単純で、怖い存在じゃないし、厄介な存在じゃありません。
厄介なのは自分の心しかあり得ない。
よりよい方向へ変わっていくことを拒むのも人ではなく自分自身です、
だから敵は自分しかありません。
自分に打ち勝つことは、すなわち変化をすることです。
変われるから自分に打ち勝てます。
変化(成長)が出来るから、自分自身が好きになるし、自信も得られます。