『あしたの、喜多善男』を見ながら、

松田龍平の声色が、浅野忠信のように聴こえて

大変心地よいです。


キャスティングと雰囲気が良いなあ、と思って

面白いといいな、と願いながら見ています。


coolioの「coolio.com」をレンタルで借りました。

数年前の作品ですが、確かリリースされた当時は

もうインターネットがかなり普及していたにもかかわらず

特にスペシャルコンテンツなどを用意したサイトなどにアクセスできる


わけではなく

じゃ何で.comなんだよ、と疑問に思った覚えがあります。


ケニー・ロジャースとの"the hustler"を聴きたかった。


あ、『喜多善男』に斉藤陽一郎が出てきました。

テレビで見るのは初めてだなあ。

タイトルはマチガイです。

泣きのメロディーを2つほど。


エモです。エモ。

和菓子みたいですね。エモ。



the everglow


mae 「The Everglow」



how it feels to be something on


Sunny Day Real Estate 「How it feels to be something on」

この2枚。

間違いないです。


Jimmy Eat Worldがなんぼのもんじゃい。

いや、Jmmiy Eat Worldも最高の泣きです。

でも今は、Maeを推させていただきます。

そして、ほぼSunny Day Real EstateであるThe Fire Theftを。


このミス2007も出たことで、、、

各誌2007’top 50なんて企画をドンドンバンバンと発表する季節ですね。


今年の私は何を聴いていたのでしょうか。

印象に残っているのを無理矢理10枚選んでみました。

今年リリースされたものに限りません。


the ys street band ep
Joanna Newsom 『Joanna Newsom & The Ys Street Band EP』


昨年は色んなとこで前作『Ys』が騒がれて凄かったですね。

引き続いて今年の始めはJoanna一色でした。

O-Nestのライブでは市川実和子を見かけてかなり嬉しかったです。



the reminder
Feist 『The Reminder』


知ったのはついこの前ですが、今年を思い出すには欠かせない一枚です。

白眉はやっぱりiPodのCM曲"1234"です。



so were they in some sort of fight

A Minor Forest 『So Were They in Some Sort of Fight?』


昨年Rodanの『Rusty』を漸く手に入れて、うんざりするほど聴いていたのですが、それと同じ感覚です。

これからもChicago Club から教授される良盤を求め続けることでしょう。


out

小谷美紗子 『OUT』


3ピースの形。

ライブ前のSEに自分たちの曲"fangs"を持ってくる、何とも堂々ッぷり。

マイスターミサコ率いる、といった様でした。

サニーデイ、くるりに続いて三曲目の名曲"東京"。


musical

クラムボン 『Musical』


3ピースの理想形。
念願の野音に行くことができ、ホント今年は言うことないっす。(おまけに翌週には同じく野音で細野晴臣!)

最近のミトさんの八面六臂のプロデュースワークは凄いの一言。

今一番待ち遠しいのは来春リリースのグッドラックヘイワの2ndです。



music for tourists

Chris Garneau 『Music for Tourists』


今年の「見つけてしまった・・・」1枚。

この日記を書くために画像を探して初めて、男性シンガーだと知りました。

そのくらい中性的な、蠱惑的で倦怠感募る、声。

Rufus Wainwrightみたいな色気もあるし、もしかして・・・なんてね。

興味のある方はどうぞ→("Relief"

Radioheadの"High and Dry"を思い起こさせる静謐なPVです。



autumn of the seraphs

Pinback 『Autumn of the Seraphs』


ジャケが少し気に入らないPinbackの最新作。

パッと見、...And You Will Know Us By The Trail Of Deadや、はたまたArtension(!)のセンス?

でも中身はいつも通り最高です。

・・・いや、今までで一番いいんじゃないんですか!?このアルバム。

Death Cab For CutieとPinbackくらいです、こんなにメロディに安心できるバンドは。

タイトルが前作『Summer in Abaddon』からの流れということは理解できますが、

四季が一つずれてたら、笠井潔の小説になっていましたね(笑)



5:55
Charlotte Gainsbourg 『5:55』


特に「今年の10枚」ってワケでもない気もしますが、何となく聴き続けているので

そういう意味でも「今年の10枚」なのでしょう。

(今年ではありませんが)Vashti Bunyanの復活と近いものを感じます。


cyborg oretachi
HALCALI 『サイボーグ俺達』


天才ですよ。

このタイトルだけでご飯三杯いけます(常套句)

口口口と迷いましたが、タイトルが、タイトルが・・・





life story  phase3
Tha Blue Herb 『Life Story』 『PHASE 3』


今年の始まりが前述のJoannaであれば、後半は丸っきりこの二枚でした。

冗談ではなく聴かない日は無かったくらいです。


と、以上10枚(正確には11枚ですが)選んでみましたが

楽しくなってきたので、あと2枚ほど。


no title

uri gagarn 『想像の産物』


officialでは『  』と無題扱いとなっているのですが何故にかamazonやitunesでは上記のタイトルが。

現在最も注目!group_inouのMC:cpのバンド1st。

既にメンバーは彼一人だそうですが、復活してるようです。

そういえば今年最も楽しかったイベントは文句無しにgroup_inou主宰の「PR vol.1」です。
来年4月にvol.2があるそうなので、これもマスト。



cendre
fennesz + sakamoto 『cendre』


これもよく聴いたアルバムでした。

う、う、美しいっ・・・




以上!


何から書こうか。ともう3日経ってしまった。


二年前の同じ日の日記を読み直して思いました。

全然分かってねえな、って。

赤ん坊だったんだなあ。周りによっかかっていることにすら気づかない赤ん坊。


帰りの移動の中、貰った二冊のrockin' onkanを読みながら

自分が今死にたくなるくらいの孤独にいること気づいてしまって、

だけど、その感情が何というものかを今の今まで知らなくて


駅に降りて


終わっちゃったよ、寂しいなあ、、、って言葉にした途端に

視界が見えなくなってしまって

嗚咽が止まらなくなって、

それでようやく

いつもいつも俺は気づくのが遅いんだなあ、って。


分かったように、ホント分かったような口を聞いていたくせに

寂しいって感情にすら気づけなかった。


ありがとう。




やまとへ。

ありがとう。

俺は、君に一番最初にありがとうって言わなければいけなかった。


つつみと山口へ。

ありがとう。

もう一度、五音を聴かせて下さい。

二人と話せて、とにかく、良かった。


ありちゃんへ。

ありがとう。

あなたとバンドが組めて、念願のぴくにしゃんをようやく見れて、marcheも一押しのシュシュも。

本当に嬉しかったです。

あなたがいなかったならば、今年の、そしてあの二日間の俺はありません。


みっくへ。

ありがとう。

素晴らしい美脚をありがとう。全く、、、おっさんを困らせないでほしいものです。

あの日曜の朝の教室の外で始まりを待つ気だるさが、一気に俺を引き戻してくれました。


三年生の皆さんへ。

ありがとう。

これから福岡に帰るたびに会いたい人が、あまりに増えてしまった。


はまなへ。

ありがとう。

君と君の音楽に会えて、本当に良かった。


あっきーへ。

ありがとう。

とりわけあなたが出迎えてくれることに、心の底から安心します。


青木君へ。

ありがとう。

afterhoursの音はもう君無しには出せなくなってしまったよ。


永山君とゆいちゃんへ。

ありがとう。

心配かけてごめんなさい。


しょうちゃんとラガーマンへ。

ありがとう。

そんなにかっこよくなってしまって、嫉妬しました。


一年生と二年生の皆さんへ。

ありがとう。

はじめまして。これからもどうぞよろしく。


先輩方へ(そしてmoss q.の皆さんへ)

ありがとうございます。

6年前から変わらずあの場所で皆さんに会える嬉しさは、年々膨らむばかりです。


デカ、まこと、辻ちゃん、ゆーじろう、ドクター、松ちゃん、春D!

何をか言わんや。

ありがとう!


afterhoursへ。

来年は何をしようか?


立て続け(~3/27)


ghost dog


『ゴースト・ドッグ』


を観ました。


観そうで観なかったジム。


「葉隠」を愛読書とする孤高の殺し屋、ゴースト・ドッグ。

友達は伝書鳩。

ハイチ出身の密入国者でフランス語しか喋れないアイスクリーム屋も友達。

もちろん言葉は通じねえ。

出てくるマフィアは皆ジジイ。

マフィアの大ボスはアニメ好き。


何じゃ、この設定?
「狙った」感が丸出し。(狙われてんのはオメーだ kj 日本)


「おお、クール・・・」

「うわ、だせえ・・・」


大抵、この二つの感嘆に落ち着きました。

が、前者より後者のシーンの方が面白かった。


関係ないけど、マフィアのジイさんたちがNew Orderのメンバーに見えてしまった。



fancy dance


『ファンシィ・ダンス』


を観ました。


古!古!

なぜに60年代の風景よりも80年代の風景の方が古臭く感じるのでしょうね。

そんなことをのたまふ00年代後半。

20年代に現代の映画を観たらオレは何て言うのかな。


中村一義のアルバムタイトルみたいな話になりましたが、

面白い。


実家の寺を継ぐために住職の資格を得る必要があって禅寺で修行。

前提からして、主人公にヤル気が欠片もないんですが

ワザと棒読み調にした台詞回しがまた笑いを誘います。


周防正行監督の作品って「鉄板」ですね。

矢口史靖監督とか、日本映画というジャンルの一角だと思います。

せめて「日本アカデミー賞」って名前だけでも変えれば良いと思うのですが・・・


それはともかく、俗世と隔離された(という名目の)禅寺の風景は良いですね。

修行の内容や、禅寺の掟など衒学的に説明しながら話が進行するのも楽しめました。

京極夏彦の「鉄鼠の檻」のよう。



canaria

『カナリア』


を観ました。


傑作『害虫』の塩田明彦監督作品。

地下鉄サリン事件、阪神大震災からもう12年ですか。

今、自分の半生がちょうど1995年以前と以後に分けられる、と考えると変な気分です。


特に凄い作品ではありません。

『エレファント』がコロンバイン高校の事件を契機に作られたように

『カナリア』はもちろんオウムをきっかけとして描かれた物語です。


極めて個人的なことですが

この映画は私の映画観を再認識させました。


何度も引用してきた淀川長治さんの「どんな映画にも一つは良いところがある」という言葉なんですが

エンディングで使用されるZAZEN BOYSの"自問自答~カナリアバージョン"。


この映画はココ。


それまでヒロインの劇画調関西弁にイライラしたり、

西島秀俊の説法めいた役回りに躊躇ったり、

「教育」と「実験」の違いは何かと考えたり、

「宗教」というものをさらに抽象化普遍化汎用化していくと「哲学」になるのかと考えたり、

クライマックスの主人公と祖父との対峙のシーンに呆け唖然としたり、


無論これらもこの映画を通じて私が受け取り咀嚼しようとしたこととして大事なのですが

おそらくこの先『カナリア』を思い出すと"自問自答"が出てくる。

それが結局は私の映画の観方なんだなあと思いました。


追記1:

主人公たちの母親役が甲田益也子だったのです。

実は彼女のデビューが『ファンシィ・ダンス』での尼さん役だったのです。

宗教めいた役柄を二本立て続けに目にすると奇妙なものがある。



style to koroshi


『殺しの烙印』


を観ました。


意味不明。


追記2:
この日記、まとめて書いているので思い出しつつ、という作業なのですが

3月24日はONKANの追いコンだったんですね。

そういう事情(どんな事情だ)もあってゼヒとも『カナリア』の"自問自答"が聴きたかったわけです。

福岡ね。つまり向井秀徳ね。

『ゴースト・ドッグ』では「葉隠」の思想が語られ、

『ファンシィ・ダンス』では甲田益也子が尼さん(追記1)

そして『殺しの烙印』の暗殺仕方が『ゴースト・ドッグ』ではオマージュとして鈴木清順に捧げられています。


もちろん狙ったワケじゃないですが、こうして見ると

何かしら各々の作品に縁が発生してるではありませんか。


「夜は短し歩けよ乙女」(森見登美彦)の第二章を読んだ方ならお分かりでしょうが

作品の連鎖って、自覚すると少しぞっとして、少し嬉しい。