「”わたしたち”は、またあたらしくなります」
その言葉の意図するところを知ることなく読んでいたらどう思っていただろうか。
心地の良い言葉とだとしか捉えていなかっただろうか。
「ここにしか居場所がない人しか集まらない場所だと思ってました」
自分以外がここをどう思っているかなんて、言葉に出さない限り分からない。
もどかしくても、たぶんみんなそう思ってる、気がする。
「すごく好き!なんだけれど、、、その好きな気持ちを押し付けられない、というか」
彼らが新入生の時、私たちはそう思っていた。
彼らが当時の私たちと同じ年になって、そう思っている。
きっとこれまでもそうだったし、これからもそうだといいなあ、と思った。
最近よく北村薫の『朝霧』が頭に浮かんで不思議に思っているのだけれど
その一編の「山眠る」で主人公の”私”が言われる言葉がある。
「本当にいいものはね、やはり太陽の方を向いているんだと思うよ」
陽光の中に居るだけではなく、暗がりでも光を目指す。
絶望感が皆無だった五音不全の奏でる音は、「本当にいいもの」でした。
ただ閉塞感から生まれた私たちの歌に、新たに灯火を見出してくれたことに感謝感動。
2つのバンドが見せたeating birdsは居ない本人たちにこそ聴かせたかった。
そして知ってる人も知らない人もみんなとにかくいい顔してるなあ、と。
6人で演奏できるだけでも嬉しかったのですが
まさか3人でも、とは夢にも思いませんでした。
素面だったのはもしかして初めてではなかろうか。
ほんとにほんとに私は果報者でございます。
では、また。