忘れがちなこちら。
テレビもふたたび(「七瀬ふたたび」みたいな)
『さくらん』
エロいか、と言われればそうでもない。
が、色んな女優で観てみたい、という叶わぬ願いを持ってしまう自分が切ない。
成宮寛貴は良い役者ですね。『乱歩地獄』でも思った。
彼はジャニーズなんですか?違う、ああそう。
忍成修吾は?違う、ああそう。
ラストは気に食わなかったけど、一番好きなシーンを成宮寛貴が見事に演じていたので、ヨシ。
欲を言えば前半をもっと長くもっとドロドロと描いて欲しかった(むしろ前半だけで完結させても)
蜷川実花はさすがに写真家ですね。
最近の北野武より数段画面が美しい。
吉原という華やかに閉じた舞台だった、というのもあるのかもしれませんが。
個人的には夏木マリから土屋アンナへの継承儀式のようにも思えました。
『切腹』
凄いの観てしまった。と思った。
『羅生門』の時と同じ感覚を味わっている。
話の先が分かっていても(想像がついても)これほど惹き込まれることはそうない。
『トリコロール/青の愛』
連作『デカローグ』を高校の頃に観て、面白いなあと思ってたんだけど監督の名前を失念していて
クシシュトフ・キシェロフスキ(読み難い)さんだと知りました。
続けて『白』『赤』を観ようと思う、だけでも楽しみが増えたようで嬉しい。
画面の美しさは、息を呑みます。
コントラストを多用した人物ショットだけでも感動。
そして主演のジュリエット・ビノシュ、やはり美しい。
『パリ・ジュテーム』を観に行こうか。(まだやってんのかな)
『マンダレイ』
言わずと知れた『ドッグヴィル』続編。ラース・フォン・トリアー、アメリカ三部作第二章。
結論から言えば『ドッグヴィル』ほどの衝撃はなかった。
テーマが前作よりも明確になっていること。
災厄を呼ぶ伝道師・グレースがニコール・キッドマンじゃないこと。
何より、中盤に位置する話であること。
完結編『ワシントン』では全ての複線が消化されることでしょう。
グレースは前作と「別人」であると考えてもいいくらい。
面白い、と思ったのは『ドッグヴィル』での「実験」を形を変えてグレース自らが行うこと。
前作の顛末を身をもって知っているグレースならば、幾らなんでもそんな幼稚なことは行わないはず。
奴隷制、資本主義の孕む問題、それぞれが説明されると明朗快活に「問題アリですな」とまでは理解できるのですが、ではどうするか、どうすべきか、は出てこない。
シンプルな問題ほど解答は難解で、そもそも答えなど出せないのかもしれない。
東大入試の数学みたいですね(何らかの答えが存在するので例えとしては不適切ですが)
『キー・ラーゴ』
『アスファルト・ジャングル』は全く大好きな映画でして。
ハンフリー・ボガードってどんな役者なのか、それを知らないことにはジョン・ヒューストンをもっと楽しめないな、と思い立ち観ました。
マッチョなイメージなハード・ボイルドは敬遠したいタチですが、
予想通りマッチョ。
でもマッチョも時には悪くないですね。
『キー・ラーゴ』のボガードはけっこうダメマッチョでした。
あと、これで「河岸忘日抄」を読み終われるのかと思うと少しほっとするような悲しいような。
『叫』
黒沢清の確信犯B級ホラー。
惜しむらくは前作『LOFT』から半年も開いてないことか。
『LOFT』があまりに良かったので、観客としては「お約束」が形作られてしまったかも。
でもその「お約束」が良いとも言いますが。
説明には「本格ミステリー」とありますが、
どこだよ。
「本格ミステリー」の影も形もない。
否、しょうがないから「本格ミステリー」の体裁を採っているんですな。
『LOFT』といい、黒沢清のホラー愛溢れる(若干『LOFT』の方が愛多し)
『呪怨』観た時は一人じゃなかったし、映画館には誰かいるし
でもB級ホラーって家のテレビで観た方が絶対恐いんだよな。
もうライブが観たくて観たくて。
"No Cars Go"のリテイクは白眉。
何があってもアイドルワイルドは期待を裏切らないバンドです。
前作では少しその確信が揺らいでしまいましたが、
今回は1stを思い返させるとにかくバッキバキのギターがふんだんに楽しめます。
特段新しいことをしなくても、こんなにかっこいいバンドを好きでいられることに感謝。
いや、そうだな"No Emotion"は爆笑(PVも)
"A Ghost In The Arcade"も然り。
いつかこれらの曲を爆音でかけて踊り狂いたいものです。







